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by sasakitosio

災害と国土 <農村部や山間部の住人は国土保全に、非大都市の鉄道は輸送システムとして不可欠だ!!>

 9月25日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」と言う欄がある。筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。
 今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「今年のように台風の多い年は珍しい。大きな水害に襲われた北海道や東北の方々にはお見舞い申し上げたい。北海道では、道路と鉄道が大きな被害を受けた。
 道路は国の災害復旧予算で修復されるが、鉄道はそうもいかない。国鉄の分割民営化以降、JR各社は民間会社となった。線路の復旧も各社の自己責任と言うことになる。以前、、災害で線路が途絶したしたことを奇貨として、赤字ローカル線が廃止されたこともあった。北海道で同じことが起こるのではないかと、地元の人々は心配している。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「最近、中国の海洋進出に刺激され、日本でも領土を守れという主張が強まっている。
 誰もいない絶海の領土についてこれほど熱くなれる世論が、現に人が住んでいる国土の維持についてどんどん冷淡になっていることを、私は不思議に思う。
 農村部や山間部に住んでいる人々は、国土の保全と言う公的な役割もになっている。非大都市圏においても鉄道は贅沢ではなく、地域社会の足として、農産物を運ぶ輸送システムとして不可欠である。」と指摘した。
 最後に筆者は、「JR北海道には復旧工事の金がない。政府は景気刺激のため大型補正予算を組んでいるが、その一部でも地方の鉄道に復旧に向けるべきである。
 このままでは、国境線に視線を集めている間に国土がどんどん空洞化していく。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「最近中国の海洋進出に刺激され、日本でも領土を守れと言う主張が強まっておる。誰もいない
絶海の領土についてこれほど熱くなる世論が、現に人が住んでいる国土の維持についてどんどん冷淡になっていることを、私は不思議に思う」との筆者の指摘は、まったく同感だ。
 国土を守ることは、国民の命や暮らしを守ること、だと思いたい。その視点から、災害で被害を受けたが復旧工事のお金がないという「JR北海道」に政府は予算を振り向けるべきとの「筆者の意見」は、至極もっともだと、思った。
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by sasakitosio | 2016-10-02 11:10 | 東京新聞を読んで | Trackback