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by sasakitosio

介護の現場 もう一つの「離職」に目を <介護職に看護職並みの待遇を!老後の安心保障のためにも!!>

 9月20日付朝日新聞朝刊4 面に、「波聞風問」という欄がある、筆者は、編集委員・堀篭俊材氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「ナースコールで呼ばれると、ポケットのPHSに部屋の番号が表示された。
 用を足したお年寄りからのヘルプのサインだ。
 介護職員の菊谷翔子さん(24)は、走って駆けつける。「済んだら手を洗ってくださいね」
 彼女の勤め先は、千葉市緑区にある特別養護老人ホーム「ときわ園」。
 福祉関係の大学を出て、介護職員として働き始めて3年目になる。
 月5回ある夜勤では、一人で同じフロアのお年寄り29人の面倒を見る。
 「寂しい」
 「息子はどうしているんだろう」。
 一晩で、同じ入居者に10回以上呼ばれることもある。
 体力的にきつく、学生時代の友人と遊ぼうにも、休日が合わない。正直、「辞めたい」と思ったたこともある。そんな菊谷さんが吹っ切れたのは、5月下旬にある研修に参加してからだった。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「介護職員が職場をやめるのを防ごうと、リクルートキャリアは今年度から、中堅の職員を対象に研修を始めた。
 現場で働く同世代の若者と「これから担いたい役割」「明日から一カ月の目標」を話し合い、同じ悩みを共有できた。
 サプライズだったのは、研修の最後に受け取った上司からの手紙だった。
 「確実にフロアのリーダーとして活躍する人材である」。
 この言葉に励まされ、「しばらく続けよう」と思うようになった。
 家族の介護を理由に仕事を辞める人をなくそうと、安倍政権は「介護離職ゼロ」を掲げる。実現にはそれを支えるのに必要な介護職員や施設を増やさないといけない。
 急増するお年寄りに対応するだけでも、10年後までに38万人の介護職員が必要とされる。16%という高い離職率が人手不足に拍車をかける。とくに勤め始めて3年未満の離職が多い。「体力的にきつい」給料が低い」のが大きいが、理由はそれだけではない」と指摘した。
 最後に筆者は、「研修で講師に立った、都内の特養老人ホームで施設長を務める杉本浩司さん(39)は
「介護現場は、いろいろと工夫し、お年寄りの症状を軽くしようという動機が乏しくなりがちです」と指摘する。
 介護の施設では一般的に、入所者の要介護度が高いほど、施設が受け取る報酬が高くなる。
 お年寄りの症状がよくなれば、施設としては稼ぎが減ってしまう現実もある。
 仕事の改善を求められなければ、お年寄りのおむつを替えたり、排せつ物を処理したり、職員たちは同じことを繰り返す単調な毎日になる。
 「入居者や家族からクレームを受けた」
 「後輩から辞めたいと相談された」。
 研修では実際の場面を想定し、職員たちがいろいろ改善点を考えることで、やりがいにつながる創意工夫を求める。
 菊谷さんの今の目標は、お年寄りたちに「少しでも外出する機会を増やしてあげる」。
 もう一つの「離職」にきちんと目を向けないと、「介護離職ゼロ」は看板倒れになってしまう。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「急増するお年寄りに対応するだけでも、10年後までに38万人の介護職員が必要いとされる。16%と言う高い離職率が人手不足に拍車をかける」とのこと、
 「介護の施設では一般的に、入居者の要介護度が高いほど、施設が受け取る報酬が高くなる。お年寄りの症状がよくなれば、施設としては稼ぎが減ってしまう現実もある。」とのこと、等を知ることができた。
 「もう一つの「離職」にきちんと目を向けないと、「介護離職ゼロ」は看板倒れになってしまう」との筆者の指摘は、その通りだと思った。
 60年も前、高校の帰りに立ち寄った「日本社会党の演説会で聴いた代議士の言葉」で今も記憶に残っているのがある。
 それは、「水は高い方から低い方へ流れるが、人は収入の低い方から高い方へ流れる」との言葉だ。高校生の自分の心と頭に、すとんと落ちて、70過ぎた今も残っている。
 
 
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by sasakitosio | 2016-09-23 06:44 | 朝日新聞を読んで | Trackback