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by sasakitosio

欲望の露出 <捨てられぬ欲望、それで支える「経済権力」、それからの「自由と解放」、できるか??>

 9月22日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」と言う欄がある。筆者は、法政大教授・竹田茂夫氏だ。
 今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「先月、欧州連合(EU)はアップル社の未払い分の税金、約1兆5千億円を徴収するようアイルランド政府に命じた。
 同社の巧妙な租税回避策への懲罰だが、法人税減税でグローバル企業を誘い込む国家戦略への警告でもある、」と切り出した。
 つづけて筆者は、「EUはすでにグーグルにも競争法違反の嫌疑を通告している。アマゾンやフェイスブックも同様の問題を抱える。いずれも株価総額で世界のトップ5位までに入る大企業だ。
 背景にはネットワーク効果で独占利潤を得ても、雇用にも成長にも税収にも貢献しない企業への反感の広がりがある。
 だが、これは経済権力の氷山の一角に過ぎない。これらの企業は事業で集めた膨大なデータを消費の誘導やニュースの選択や無断の社会実験(フェイスブックの例)に使うだけではない。ビッグデータは他企業や広告業界や税務当局や警察にまで流れる。われわれの発言や移動や買い物や読書傾向や思想までも分析・監視・操作の対象となる。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「なぜ、このような事態を許しているのか。異色の法学者、B・ハーコート氏の近著「露出状態」(未訳)は、断片化した自分の情報をネットで露出し他人とつながりたいという欲望が混ん下にあるという。ネット上の無数の人びとの半ば未意識の一挙手一投足が経済権力を支えているのだ。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「先月、欧州連合(EU)はアップル社の未払い分の税金、約1兆5千億円を徴収するようアイルランド政府に命じた」とのこと、
 「EUはすでにグーグルにも競争法違反の嫌疑を通告している」とのこと、
「ビッグデータは他企業や広告業界や税務当局や警察にまで流れる。われわれの発言や移動や買い物や読書傾向や思想まで分析・監視・操作のたいしょうとなる」とのこと、
 「なぜこのような事態を許しているのか。
 異色の法学者、B・ハーコート氏の近著「露出状態」(未訳)は、断片化した自分の情報をネットで露呈して他人とつながりたいという欲望が根源にあるという」とのこと、等等を知ることができた。
 目立ちたいという欲望や、人とつながって安心という感情は、人間が生きていく上で不可欠なことなので、ここを使った「経済権力」からの「開放」はきわめて難しいような気がした。
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by sasakitosio | 2016-09-23 05:54 | 東京新聞を読んで | Trackback