憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

安保法に頼らぬ平和構想を<「共通の安全保障」、それが憲法の平和主義の趣旨だ!軍事費は教育福祉へ!>

 9月19日付東京新聞朝刊に2面に渡って、憲法、外交、自衛隊、市民運動の4人の専門家がいま「言わねばならないこと」を語った。
 今日は、立命館大学教授・君島東彦氏の「憲法」から学ぶことにした。
 まず筆者は、「他国を武力で守ることを可能にする安全保障関連法案は憲法九条に違反している。
 だが、反対するだけでは不十分で、どうすれば安保法なしで日本の安全を確保できるか議論を進めて政策を提示し、市民が行動することが必要だ。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「不戦を掲げた憲法の平和主義は日本の長期的な方向性を示したものだ。
 現実とのズレが大きいからと言って、その方向性を捨てて、解釈で変えたり、条文を変えたりするのは「過去への退化」である。
 安保法に反対だというと「では何をするのか。何もしないで平和になるのか」と反論される。
 それにこたえるには、東アジアの安全保障環境、国連平和維持活動(PKO)などの現状を踏まえて、包括的な平和構想を考える必要がある。
 安保法の根拠に東アジアの緊張がある。
 中国や北朝鮮に対抗するには日米同盟を強化しなければならず、そのために米軍を守り、協力する安保法を作った。日本政府が沖縄県の米軍基地にこだわるのも同じ理由だ。」と指摘した。
 最後に筆者は、「だが、憲法の平和主義の趣旨は、敵を想定する軍事同盟ではなくて「共通の安全保障」で日本を守ることだ。
 日米同盟に依存するのではなく、東アジアの全ての国が入る安全保障の枠組みを作り、地域の戦争や武力紛争を抑え込む道を目指すのである。
 政府が「共通の安全保障」へ動かないならば、市民がそれを先取りする必要がある。
 いま、東アジアで非政府組織(NGO)、研究者、学生たちの国を超えた相互交流は分厚いものとなっている。
 越境する市民の動きを共有すること、それが安保法反対を深めることではないか。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「憲法の平和主義の趣旨は、敵を想定する軍事同盟ではなくて「共通の安全保障」で日本を守ることだ」との指摘、
 「日米同盟に依存するのではなく、東アジアのすべての国が入る安全保障の枠組みをつくり、地域の戦争や武力紛争を抑え込む道を目指すのである」との指摘は、理解し、納得した。
 それが、いままでできてこなかったのは、なぜだろう。最近のメディアからの知識によると、軍拡で税金を使わせ利益を得ている「日米軍事・兵器むら」の力が日本政府を金縛りにしているのかもしれない、と思った。
 これから脱却するには、迂遠な道であっても、政府が「共通の安全保障」へ動かないならば、市民がそれを先取りする必要がある、との筆者の指摘を実践しながら、「共通の安全保障」を国是とする「政党」を育てなければならない、と思った。
        
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by sasakitosio | 2016-09-20 07:19 | 東京新聞を読んで | Trackback