憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

新しいアプローチ <樺太・千島交換条約でなし、東京宣言でもなし、56年の日ソ共同宣言で?ええ!!>

 9月9日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、作家で元外務省主任分析官・佐藤優氏だ。今日は、この筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「2日、ロシア極東ウラジオストクで安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領が会談した。
 12月15日に山口県長門市で日露首脳会談を行うことについて合意した。
 北方領土問題については、安倍首相は、記者のぶらさがり質問に答えて「新しいアプローチに基づく交渉を今後、具体的に進めていく、その道筋が見えてきた。その手応えを強く感じ取ることができた会談だったと思う」と述べた。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「政府の北方領土に対する基本スタンスは、「北方4島に対する日本の主権が認められるならば、実際の返還の時期、態様、条件については柔軟に対応する」という内容だ。
 また、日露両国政府は1993年10月の「東京宣言」で「4島の帰属を解決して平和条約を締結する」という内容に合意している。
 安倍首相が「新しいアプローチ」を強調するようになって以後、北方4島に対する主権確認を平和条約の条件のすることを外務省は主張しなくなり、「東京宣言」にも言及しなくなった。」と指摘した。
 最後に筆者は、「今後、北方領土交渉を打開する鍵になるのが平和条約締結後にソ連が歯舞群島と色丹島を日本に「引き渡す」ことを約束した56年の日ソ共同宣言だ。平和条約が締結されれば歯舞群島、色丹島は日本に返還されるのだから、両国首脳が決断すればその準備に取り掛かることができる。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 安倍総理が記者のぶら下がり質問で答えた「新しいアプローチ」って何だろうと気になった。
 「政府の北方領土に対するスタンスは「北方4島に対する日本の主権がみとめられるならば、実際の返還の時期、態様、条件については柔軟に対処する」という内容、とのこと。
 1993年10月の「東京宣言」で「4島の帰属に関する問題を解決して平和条約を締結する」という内容に合意している、とのこと。等を知ることができた。
 自分の頭の中では、ズート北方領土問題といえば4島の帰属問題であった。
 ところが、安倍総理の「新しいアプローチ」が「平和条約締結後にソ連が歯舞群島と色丹島を日本に「引き渡す」ことを約束した56年の日ソ共同宣言」らしい。
 日ソ平和条約が締結されていない敗戦から今日までの間に、約30年前に20名の団体を組んで、ハバロフスク、ウランウデ、イルクーツクを訪問し、その後一人でモスクワを歩き回り、今年の年末から来年の年始にかけてサンクトぺテルベルグへ行って「エルミタージュ」を見てくることになっている。日ロ平和条約もいまさらの気もしないではないが、やはりあった方がいいと思っている。
 ただ、安倍総理の「新しいアプローチ」で、4島から2島になりそうなのが、日ロどちらも勝ち負けがない様な解決方法という「プーチン発言」とどう関係しているのか、大いに気にかかる。
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by sasakitosio | 2016-09-10 06:50 | 東京新聞を読んで | Trackback