憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

ドイツの母親 <優しい「メルケル母さん」、いいね!いいね!を沢山、沢山あげたいー!!>

 9月8日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、法政大教授・竹田茂夫氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「ベルリンの瀟洒な脇道に小さな美術館がある。
 20世紀初頭から画家・版画家として活躍したケーテ・コルビッツの作品を展示している。
 医師の夫が開業したベルリン労働者地区での経験から貧困に耐えて子供を慈しむ母親が作品のモチーフとなるが、次男の戦死などをへて反戦思考を一層強めていく。戦闘期の鮮烈な反戦ポスターや小品ながら数人の母親が寄り添って子供を守り抜く姿の彫像などが強い印象を残す。
 コルビッツは結局ナチスに頽廃芸術の烙印を押され,作品も空爆で多くが失われたが、生涯を通して普遍的な母親像を追求した。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「つい最近、ドイツの地方選挙があった。
 メルケル首相の中道保守の与党がおひざ元の州で新興の右翼・極右政党AfDの後塵を拝したのだ。
 優しい「メルケル母さん」は中道左派との大連立などで国民の統合に成功してきたが、難民受け入れはドイツの国是、欧州の理念とする首相への反感が国民の間で広がっている。」と指摘した。
 最後に筆者は、「これを利用するのが難民排斥・反イスラムのAfDで、代表者の一人はまだ40歳代の絵にかいたようなキャリアウーマンだ。
 首相と同様に旧東独出身で化学の博士号をもち、ロンドンのシティーー勤務をへて、4人の子供を育てながら起業と政治にいそしむ。
 だが、難民の子どもたちはどう生きればよいのか。」として締めくくった。
 読んで考えさせられた。
 「難民受け入れはドイツの国是、欧州の理念と首相への反感が国民の間で広がっている」とのこと。
 年末年始ドイツのベルリン一人旅をし、歩き回ってきた。ベルリンで難民らしき人々を見なかった。
 ただ、長くドイツに住む「日本人ガイド」さんの話では、メルケル首相の評判は良くないということであった。しかし、英国EU離脱の国民投票結果の「意外さと結果の不透明さ」と同じものを、ドイツの地方選挙の結果に感じた。人類は、統合の引力よりも、分裂の遠心力が働く、季節に入ったのだろうか。
[PR]
トラックバックURL : http://sasakitosi.exblog.jp/tb/23476394
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by sasakitosio | 2016-09-09 06:07 | 東京新聞を読んで | Trackback