憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

福島の凍土壁  本当に破綻ではないのか <汚染水のコントロール、凍土壁の成功新神話?やめてよ!?>

 8月29日付朝日新聞社説に、福島の凍土壁のことが載った。今日はこの社説を学習することにした。
 まず社説は、「福島第一原発の汚染水対策が、暗礁に乗り上げている。
 経済産業省資源エネルギ-―庁と東京電力は凍土方式による遮水壁(凍土壁)を対策の柱と位置づけてきたが、いっこうに成果が上がらない。」と切り出した。
 つづけて社説は、「 原子炉建屋などを取り囲むように作られた凍土壁は今年6月、全面的に稼働した。
 しかし、3か月近くたっても凍結しない部分が残り、そこから地下水が原子炉建屋側に流れ込む。放射性物質に触れて発生する汚染水は、日量約400立方メートルのまま減っていない。
 原子力規制委員会の検討会では、外部有識者から「計画は破綻している。との指摘まで飛び出した。
 それでも、東電は未凍結部分にセメントを流し込むことなどでなお計画を進める考えを譲らなかった。
 世耕経産相も記者会見で凍結は進んでいるとの認識を示し「東電を指導していく」と強調した。
 東電は凍土壁の成功を前提に、汚染水の発生を9月からは日量約250立方メートル、年明け以降約150立方メートルと想定している。このまま減らないと、放射性物質の大半を取り除く処理や、汚染後の水を蓄えるタンクの設置にも影響が及び、計画全体が綱渡りになる。」と指摘した。
 さらに社説は、「国の事業として建設に345億円が投じられただけでなく、日々の冷却にもお金はかかっている。
 確たる目算を欠いたまま人や資金、時間をずるずると費やすことは許されない。
 今回のような大規模な投土壁を築く試みは、国内では例がなかった。
 エネ庁と東電はそれをあえて、世界最大級の原発事故の現場に持ち込んだ。
 施工期間が短くて済む利点の一方で、規制委を含む専門家の間では「地下水が多く、流れも速いから完全凍結は難しい」「流入量を減らすのなら、土木工事で遮水壁を作る方が確実」などとさまざまな異論が当初からあった。エネ庁側はそれを押し切った経緯がある。」と教えてくれる。
 最後に社説は、「いうまでもなく、凍土壁は汚染水を減らすための手段である。エネ庁
と東電の間では、涷土壁の成功が目的になってしまっているのではないか。
 大量の放射衛物質を含む汚染水による再度の環境汚染を防ぐために、どんな対策が有効で確実か、楽観を排し、広い視野で臨むべきだ。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 涷土壁の成果が一向に上がらないこと。
 原子力規制委員会の検討会では、外部有識者から「計画は破綻している」との指摘まで飛び出した、とのこと。
 国の事業として建設に345億円が投じられただけでなく、日々の冷却にもお金がかかっているとのこと。等等を知った。
 結果の失敗に、誰も責任を感じない、問わない、原子力村の無責任体質が、場所変えて働いて時間稼ぎをしている。その負担は、すべて国民に負わせながら。
 国会で、暴露し、実行者に政治的・経済的責任を取らせなけければ、この暴走は止まらないのではないか。 
[PR]
トラックバックURL : http://sasakitosi.exblog.jp/tb/23460786
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by sasakitosio | 2016-09-02 06:10 | 朝日新聞を読んで | Trackback