憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

迫る脅威に備えるドイツ <食糧10日分、飲料水5日分の備蓄を?政府が市民防衛マニュアル????・・>

 8月28日付東京新聞社説横に、「太郎の国際通信」と言う欄がある。筆者は、ジャーナリスト・木村太郎氏だ。今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「ドイツ政府はテロ攻撃は避けられないと見ているのだろうか。国民にいってみれば臨戦態勢に入るよう呼びかけることにしたようだ。
 21日のドイツの有力紙フランクフルター・アルゲマイネ紙日曜版は、ドイツ政府が非常時に備えて各家庭に食料などの備蓄を呼びかけることにしたと報じた。
 ドイツでは先月18日に列車内でアフガニスタン人の移民少年がおのやナイフで乗客を襲ったり、22日ミュンヘンのショッピングセンターでイラン系の男が銃を乱射して9人が殺害される事件が起こり、さらに大規模なテロ攻撃に対する危機感が高まっているという。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「そこで、ドイツ政府はそのような危機にあたってのマニュアル「市民防衛の考え方」を作成中で、近日中に閣議決定を経て発表する予定だとフランクフルター・アルゲマインネ紙は伝えている。
 「我々の存在を脅かすようなことが将来発生するのを否定できない状況の中で、国民は適切に対応することが求められる」
 マニュアルはドイツを襲う危機には具体的には示していないが、その危機に備えて各家庭は10日分の食料と一人一日2リットルの飲料水を5日文備蓄するとともに、医薬品も備え戸締りをしっかりして警備システムを導入することも進めている。
 ドイツで、政府が国民に対してこのような準備と心構えを求めるのは冷戦以来のことだという。
 一方、ドイツの右派政党「ドイツのための選択肢」(AFD)のフラウケ・ペトリ党首は、20日フランケ・メディアグループによるインタビューの中で次のように発言をした。
 「国民の多くが身に危険が迫っていると感じるようになってきました。一般市民も彼ら自身とその家族、友人たちを守る手段を与えられるべきです」」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「ドイツでは一般市民の銃器の所有は厳しく制限されているが、ペトリ党首は銃や自衛のための手段の保有を自由化すべきだと言ったのだ。」と教えてくれる。
 つづけて筆者は、「こうした危機感の高まりは、警備当局や右派勢力だけのものではないようだ。
 最近、ドイツの代表的週刊紙「デア・シュピーゲル」のネット版に「この世の終わりか、危機とショックそしてテロの恐れ」と言う見出しの論評記事があった。
 「世界は狂気に陥ったのか?最近多くの人々の脳裏に去来する問題だ。世界は時代にそぐわなくなり、数多くの危機が次々とわれわれに襲い掛かってくる・・・」
 「この世の終わり」はともかく、ドイツ社会の成り立ちを危うくするようなテロの脅威が迫っていると危機感を抱いているようだ。」として締めくくった。
 読んで驚いた。
 昨年の年末から今年の年始にかけて、ベルリン市内を歩き回った。市内は至って平穏で、夜の街中でも、カウントダウンのブランデンブルグ門前広場での雑踏の中にも、難民らしき姿や集団は見かけなかった。
 帰国してから、ドイツの他の街で、難民の集団が暴動を起こしたニュースを、日本できいて驚いたものだった。
 筆者によれば、フランクフルター・アルゲマイネ紙の報道として、ドイツ政府が危機にあたってのマニュアル「市民防衛の考え方」を御作成中とのこと。 
 マニュアルの中で、10日分の食料、5日分の飲料水の備蓄をすすめている、とのこと。
 ドイツの代表的週刊紙「デア・シュピーゲル」のネット版に「この世の終わりか、危機とショックそしてテロの恐れ」と言う見出しの論評記事があった、とのこと。等等を知ることができた。
 そして筆者は、「ドイツ人は社会の成り立ちを危うくするようなテロの脅威が迫っていると危機感を抱いているようだ」と指摘した。
 筆者の指摘が、当たっているとすると、これからが心配だ。恐怖が過剰防衛を誘発し、それが本当の危機を招くという、悪循環にならないよう、冷静なる対応を願いたいと思った。
[PR]
トラックバックURL : http://sasakitosi.exblog.jp/tb/23441300
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by sasakitosio | 2016-08-29 06:20 | 東京新聞を読んで | Trackback