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by sasakitosio

死者の呼びかた<自民党は英霊、他の党は人々・方々で戦没者を追悼!私は英霊は御免だが?>

 8月17日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、文芸評論家・斎藤美奈子氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。 
 まず筆者は、「15日の全国戦没者追悼式の式辞で、安倍晋三首相は「祖国を思い、家族を案じつつ戦場にたおれられた御霊、戦禍に遭われ、、あるいは戦後、はるかな異郷に亡くなられた御霊、皆さもの尊い犠牲の上に・・」と述べた。
 御霊ねえ。なにかしっくりこない言葉である。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「単純な表現上の問題からしても「~~された御霊」ではなく「~~された人びとの御霊」じゃないかと思うし、
 天皇のお言葉が「かけがえのない命を失った数多くの人々」だったことを考え合わせても異質さが際立つ。
 同日発表の各党の声明も
「先の戦争で犠牲となられた内外すべての人々」(民進)、
 「先の大戦で犠牲となられた内外の全ての方々」(公明)、
 「侵略戦争と植民地支配の犠牲となった、内外の人々」(共産)、
 「戦争の犠牲となってたおれ、傷つき、苦しめられた国内外のすべての方々」(社民)、
 「全ての戦没者」(こころ)、
 「先の大戦で犠牲となられた内外のすべての方々」(生活)だ。
  「先の大戦で犠牲となられたわが国並び全ての国の英霊」という表現を使った自民党だけが異質。」
 沖縄全戦没者追悼式でも広島市原爆死没者慰霊式でも長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典でも、首相は戦没者を御霊と呼んでいる。
 神道色が強く靖国神社を想起させる語を公的な追悼の場で使う理由は何?
 霊になりたくてなった人はいないのに。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。何となく、聞き流していた「御霊」「英霊」等等を改めて、ネットで調べてみた。
 また、政党の声明で、戦没者を「人々や方々」と呼んだ政党が多く、自民党だけが「英霊」と呼んでいた。
 戦没者を、人々や方々でなく、英霊や御霊と称することに、靖国神社を想起させる意味があるのだろうか? 
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by sasakitosio | 2016-08-19 19:18 | 東京新聞を読んで | Trackback