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by sasakitosio

改憲派から護憲派へ3点の質問 <悩ましい問題だ!?>

 8月11日付朝日新聞朝刊10面に、「オピニオン&フォーラム」という欄がある。なかで、「改憲派から護憲派への3点質問」という見出しで、無職・鈴木博〔愛知県〕の意見が載った。
 今日は、この筆者の投稿を学習することにした。
 まず鈴木博さんは「参院選の結果、憲法改正の議論が本格化しそうです。
 しかし、これまでの議論は改憲派と護憲派の意見がかみ合わないまま推移し、今日に至っているのではないでしょうか。
 この状況を改めるには、両派の間で質問と回答を重ねる議論が必要と考えます 「声」欄でやりとりができれば、多くの人に憲法について考えてもらえるのではないでしょうか。
 そこでまず、改憲派の私から護憲派の皆さんに質問させていただきます」と切り出した。
 つづけて鈴木博さんは「
①戦争放棄や戦力の不保持が9条に定められているが、それだけで日本は戦争を仕掛けられたり戦争に巻き込まれたりしないという根拠はあるか。
②改憲派の「日本が第2次大戦後、戦争せずに来られたのは、日米安保体制や自衛隊の存在のおかげ」という意見をどう思うか。
 この考えを否定されるなら、日本が平和を維持できた理由をどう考えるか。
 ③日本の近隣には核武装を進める北朝鮮や、南シナ海や東シナ海で覇権をうかがう中国がいる。
 こうした国々の覇権主義的な行動を止めるには、対話のほか、抑止力として一定の軍事力も必要ではないのか。
 この3点について、ぜひ護憲派の方々のご意見を伺いたい。」として締めくくった。
 この記事を、コピーして周りの熱心な護憲派の人に見せて、意見を聞いてみた。40代と60代の男性だ。「悩ましい問題だ」、「根拠はない」「今まで日本が戦争しなかったという、歴史的事実が根拠」等等の回答を得た。
 根本的に、戦争を人為と見るか、自然必然と見るかの違いが根底にあるような気がした。
 またその個人個人の思想形成は、人それぞれの環境の違い、学びの姿勢、育った家庭・社会・国家の違い等々、多様な要素が複雑に絡み合って、結果を見ているのだろうから、是非も正邪も真偽も、付けられないものではないだろうか?
 私的に言えば、理由の如何を問わず、人殺しをしたくないし、人殺しの被害にも合いたくない、という真摯な「願いと祈り」をもって70余年生きてきた。というより、生かされてきた、と思っている。
 さて、筆者の質問であるが。
 ①の根拠の問題で言えば、あると言えばあるし、無いと言えばないと、思った。。
 そして、平和であるという現実において、無かった戦争の根拠は誰も出せないのではないか、とも思った
 また、戦争は国家が国民をその気にさせて起こすものであることを考えると、日本が戦争しないと「憲法で世界に向かって宣言」し、それを政府に守らせようとしている「国民やマスコミがいる」がぎり、相手国の為政者は国民をその気にさせるのは至難の業ではなかろうか、と思っている。
 むかし聞いたことがある「少数の人は長くだませるが、大勢の人は長くだます続けることはできない」との「ことわざ」。
 特に今の時代、「人的交流も情報伝達のスピードも、グローバル化した時代」だから。
 そして、元は「切れば赤い血が流れる人間同士」だから。
 ②については、防衛費に血税を使いたい人たちの、理屈付けであって、国民の安全を真剣に考えているのか、疑問をかねがね持っていた。
 バートランドラッセル・アインシュタイン宣言にある通り、原爆・水爆を使った国家間の戦争は、地球そのものの破壊をもたらし、勝者も敗者もないので、できないはずだと、思っている。
 万一起る、想定外の誤発射による「戦争」に備えるとすれば、為政者は国民に「核シェルター」を「建築条件」に加えなければならないと思うが、日本の為政者から「核シェルター建設促進」の声を聴いたことがない。
 特に安保体制と国民の安全と言う点では、アメリカが意図的始めた「イラク戦争」「ベトナム戦争」に、日本の自衛隊と日本国民に犠牲者が出なかったのは、日本国憲法を盾にして、「日本政府」 が自衛隊の派遣を断れたからではないか、と思っている。
 ③については、北朝鮮や中国が、日本進攻を企ていると、思いたくなる気持ちは分かるが、それを武力で排除して「戦争」をしていいのだろうか?
 それは、相互の国民にとって、多大なる犠牲と長きにわたって遺恨を残すことになるのではないか。
 ここは、領土問題については外交での努力を尽くし、その上で国際司法裁判所に持ち込み、その判断に従う姿勢を「日本国家」として、示すことによって、「国際紛争を解決する手段として、戦争、武力の威嚇、武力の行使はしない」という平和憲法を世界に向けて「実践」することにならなるのではないか、と思っている。
 私が総理大臣だったなら、日本国の戦争は体を張って止めたいとも、思っている。
 以上、記事を読みながら、思った。
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by sasakitosio | 2016-08-18 20:15 | 朝日新聞を読んで | Trackback