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by sasakitosio

ボディ・ポリテック < 政治的身体 天皇の三つの身体 日本人をからめとる天皇制とは何か!??>

 8月11日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。
 筆者は、法政大教授・竹田茂夫氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「広島と長崎の原爆忌に挟めれた先日の「おことば」は多くの問題を投げかける。
 メッセージと文脈は多重だ。
 国民一人一人に呼びかけるスタイルは昭和天皇の玉音放送と響きあう。
 真夏の青空、国民への切々たる訴え、例外的発言の訴求力。われわれ日本人は今なお、天皇制の強い磁場に置かれている。」と切り出した。
続けて筆者は、「日本の少子高齢化を映し出す皇室の苦衷と、職務に励んできたものの体の衰えには逆らえないという表白は国民の共感を呼ぶ。国民とともに歩むという理念は国民とともに老いる個人的身体を具現している。
 神秘の宮中祭祀を国民の平和と幸福への祈りへ転換した「祈りとしての象徴天皇制」は今上天皇の努力のたまものだが、他方、集団のために皇族個人から職業選択の自由や幸福追求権等の基本的人権を奪う(犠牲)のシステムでもある。
 天皇制は明治の国教化や軍国主義や象徴天皇制等の変遷の中で、融通無碍に形を変えて生きるかに見える。
 この特異な「想像の共同体」は戦時には命の犠牲を求め、平時には人々の無意識へ潜行する。
 トップが決断と結果責任をのがれる神輿型組織の原型にもなる。」と指摘した。
 最後に筆者は、「「王の二つの身体」ならぬ天皇の三つの身体、矛盾に満ちたボディ・ポリテック(政治的身体)がここにある。
 日本人をからめとる天皇制とは何か。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「真夏の青空、国民への切々たる訴え、例外的発言の訴求力。われわれ日本人は今なお、天皇制の強い磁場に置かれている」との指摘、
 「集団のために皇族個人から職業選択の自由や幸福追求権等の基本的人権を奪う「犠牲」のシステムでもある。」との指摘、
 「この特異な「想像の共同体」は戦時には命の犠牲を求め、平時には人々の無意識へ潜行する。トップが決断と結果責任を逃れる神輿型組織の原型にもなる」との指摘、等等はよく理解出来た。
 また、「ボディ・ポリテック」という言葉を初めて知った。
 「日本人をからめとる天皇制とは何か」との筆者の疑問は、 世界的・人類的疑問かもしれない、と思った。
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by sasakitosio | 2016-08-12 06:43 | 東京新聞を読んで | Trackback