憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

週刊誌と訴訟 <負け戦の処理、夏の暑さにも負けず、魑魅魍魎にも負けず、がんばって!!>

 8月5日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、作家で元外務省主任分析官・佐藤優氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 先ず筆者は、「今回の東京都知事選挙は、どうも後味がよくない。
 それは鳥越俊太郎氏の女性問題に関する「週刊文春」と「週刊新潮」の報道と、それに対する鳥越氏と同氏の弁護団の対応だ。
 選挙は「戦争」だ。
 また週刊紙は商業出版物である。
 最も売れそうなタイミングでスキャンダル報道を行うのは、商業媒体の論理として当然であろう。
 それを「えげつない」ととらえるか「こんなことがあったのか,ケシカラン」ととらえるかは、有権者の受け止めの問題だ。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「週刊紙にスキャンダルを書かれた側が防御のために訴訟という戦術をとることもわかる。
 ただし、鳥越氏はマスコミ人だ。
 国家権力に頼る前に自らが週刊誌の疑惑報道に対峙すべきだったと思う。
 さらに名誉棄損と選挙妨害で告訴して起きながら、出版差し止め訴訟と仮処分申請を行わないのは合点がいかない。
 本当に真実と異なる中傷記事が出るならば、かって田中真紀子氏がやったように出版自体をやめさせようとするのが筋だ。
 けんかをするときは中途半端ではなく徹底的に行うべきだ。」と指摘した。
最後に筆者は、「選挙が終わったからと言って、鳥越氏サイドが訴訟を取り下げることがあってはならない。いったん告訴した以上は、法廷で白黒をつけるのが筋でだ。「週刊文春」「週刊新潮」にしても腹はくくっているはずだ。」として締めくくった。
 前期高齢者の領域に入った読者としては、76歳にして、参院選の結果に危機感を感じて、やむにやまれず立候補、東京から250キロ圏の原発を停止、と叫んだ、鳥越氏に「感動」した。
 また、結果と経過について、筆者の指摘は、それはその通りだと思った。取りわけマスコミ人としての筆者の厳しい指摘は、よく分かった。
 そして、コメンテーターで優れ、それを選挙で支持を受け、政治家として優れた実践をする、などということは「超難事」なのだということを、改めて教えられた気がした。酷暑のみぎり、鳥越氏には、お体をいたわっていただきたいと、思っている。 
[PR]
トラックバックURL : http://sasakitosi.exblog.jp/tb/23379158
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by sasakitosio | 2016-08-06 09:34 | 東京新聞を読んで | Trackback