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by sasakitosio

習近平が狙う「討伐」 <中国の民主化につなげてほしいが!?>

 7月26日付東京新聞朝刊12面に、「論説委員のワールド観望」という欄がある。
 筆者は、上海在住・加藤直人氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことした。
 まず筆者は、「中国で汚職摘発を担う共産党中央規律委員会が党中央宣伝部を公開批判し、波紋が広がっている。
 2003年に北京大助教授が「中央宣伝部を討伐せよ」とする論文を発表したが、出版物は中国で禁書とされた。
 習近平指導部が報道統制の牙城に切り込んだことは、来年秋の党大会を見すえ権力闘争で先手を打ったとの見方も浮上している。
 中央規律検査委の巡視チームが今春、中央各機関を調査した結果を受け、6月初旬の会議で宣伝部が公開批判された。
 規律委員会幹部は、
 △指導者の政治的危機感不足
 △ネットなど新メディア管理が薄弱で大学での思想政治活動が力不足
 △清廉政治に対する危険性――などが宣伝部に存在すると厳しく批判した。
 中央宣伝部は報道統制を通じて中国メディアを震え上がらせてきた。13年には勇気ある調査報道で庶民の喝采を浴びてきた広東省の有力週刊紙「南方週末」の記事や論説が、中央宣伝部の介入で大幅に書き換えられる事件も起きている。
 それが一転、「メディア統制や思想宣伝で力不足」と批判されたのだから多くの国民は肝をつぶした。
 習氏は2月に「国営メディアは共産党と政府の意見を代弁すべきだ」と指示しネット管理を強化した。
 だが、「独裁的な強権政治」との批判が高まり、習氏は「善意の共産党批判は歓迎」と述べ、苦渋の政治的譲歩をした。」と指摘した。
 つづけて筆者は、「このため、習氏が宣伝部門へ不満を募らせていた可能性も高いが、中央筋は「党中央内部で近く大激震が起る予兆」だとして、権力闘争の勃発を予測する。
 党宣伝部を率いる党内序列5位の劉雲山政治局常務委員、劉奇葆党中央宣伝部長とも、かって胡錦濤前国家主席が率いた共産主義青年団(共青団)出身の有力者である。
 7月初旬には胡氏側近の元党中央書記処書記として権勢を振るった令計画氏に、汚職などで無期懲役判決が言い渡された。前後して共青同出身の李源潮国家副主席の側近らが反腐敗で摘発された。
 習政権が、共青団派が力を持ち世論形成に影響力の強い中央宣伝部に切り込んだことは「共青団つぶしののろし(中国紙の記者)」との見方が強い。
 中国政界を見渡せば、習氏の右腕をいわれる王岐山規律検査委員会書記ら習氏側近派、李克強首相ら共青団派、張徳江全人代委員長ら江沢民元国家主席派に大別される。
 江氏に連なる周永康元政治局常務委員や薄熙来元重慶市長らは反腐敗の「大トラ」として獄中にある。
 劉雲山氏は、共青団出身ながら江体制で中央政界に抜擢された背景もあり、劉氏への打撃は江派へのとどめの意味もあろう。」と指摘した。
 来年秋の党大会では、最高指導部7人のうち習主席と李首相を除く5人が定年で引退する見込みだ。だが、習氏最側近の王氏は定年延長で留任するとの観測も出始めた。
 最高指導部人事を話し合う夏の「北載河会議」に合せて、習氏の先手攻勢が目立っている。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「中国で汚職摘発を狙う共産党中央規律委員会が党中央宣伝部を公開批判し、波紋が広がっている」とのこと、
 「中央宣伝部は報道統制を通じて中国メディアを震え上がらせてきた」とのこと、
 「中国筋は「党中央内部で近く大激震が起る予兆」だとして、権力闘争に勃発を予測する」とのこと、
 「党宣伝部門を率いる党内序列5位の劉雲山政治局常務委員、劉奇葆党中央宣伝部長とも、かって胡錦濤前国家主席が率いた共産主義青年団(共青団)出身の有力者である」とのこと、
 「中国政界を見渡せば、習氏の右腕といわれる王岐山規律検査委員会書記ら習側近派、
 李克強首相ら共青団派、
 張徳江全人代委員長ら江沢民元国家主席派に
 大別される」とのこと、
 等々を知ることができた。
 中国の権力闘争が、内政に、外交に、国民の暮らしに、どのように影響するのか?そして、それが日本国および日本国民のわれわれにどのような影響するのだろうか?
 また、共産党の権力争いの中で、中国人民のなかでの民主化運動はどうなっているのだろうか?
 筆者の続報に期待したい。また、いつかこの欄で「中国の銀行で偽札」を筆者がつかまされた件は、その後どうなったのかについても、続報が待ち遠しい。
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by sasakitosio | 2016-08-03 11:19 | 東京新聞を読んで | Trackback