憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

措置入院 <優生思想の狂信者による犯罪防止効果、それ無理じゃん!?>

 8月1日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がある。
 筆者は、看護師・宮子あずさ氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「相模原市の障がい者施設殺傷事件では、容疑者が措置入院後13日で退院した経過があった。事件はその約5か月後。これを受けて政府は再発防止策の検討を始め、「措置入院後のフォローアップ」も挙がっている。
 だが、事件の主因を措置入院の運用に求めるのは短絡的だ。今はまだ医師の判断根拠も曖昧。これで措置入院やむなしとは、「危険な人間は精神病院へ」の安易な発想ではないか。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「報道によれば容疑者は障がい者を抹殺する計画を手紙に書きつけ、衆院議長に持参した。これを知った警察は容疑者と接触したが、最終的には精神科病院に判断を委ねている。この判断は妥当だったのだろうか。
 重い障がいがある人を選んで19人を殺害した容疑者は、障がい者抹殺を善とする、優生思想の狂信者と見える。
 殺意や極端な思想があるからといって、精神科疾患とは限らない。
 「イスラム国」やオウムなどテロリストは狂信者ではあっても、精神科疾患とは言い切れない。
 よって、精神科疾患を対象とする措置入院は犯罪防止の決め手にはなり得ず、乱用すれば精神科医療の質を落とす。」と指摘した。
 最後に筆者は、「根本的な問題は先ず、障がい者に対する差別意識。
 次に犯罪の可能性がある人への対応であろう。
 今回の事件は、難問を私たちに突きつける。
 精神科医療の問題にすり替えて、逃げてはならない。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
  筆者の「事件の主因を措置入院の運用に求めるのは短絡的だ」との指摘、
 「殺意や極端な思考があるからと言って、精神科疾患とは限らない」との指摘、
 「精神科疾患を対象とする措置入院は犯罪防止の決め手にはなり得ず、乱用すれば精神科医療の質を落とす」との指摘、等等はよく理解出来た。
 ただ、殺意や極端な思考があるからと言って、「精神疾患」「犯罪者」として、その人の自由を拘束していいものか?
 また、犯罪が予測されるのに、被害者が出るまで、手をこまねいいていていいものか?
 いずれにしても、新しい立法措置が必要では、と思った?

 
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by sasakitosio | 2016-08-02 17:30 | 東京新聞を読んで | Trackback