憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

問われる代議制民主主義 <直接民主主義の魔人は、神か?悪魔か?ただの人間の化身か?>

 7月26日付朝日新聞朝刊2面に、「分断の世界」という一面から続く欄がある。
 中で、ニューヨーク支局長・真鍋弘樹氏の記事に、学ぶことにした。
 まず筆者は、「「勝手に決めるな」
 東京の国会議事堂前で、10代の若者たちがコールしているのを聞いた。
 主張や背景は全く違っても、多くの国の有権者がいま、そう叫んでいるようだ。
 世界の政治家たちが同じ言葉を叫んでいるように。
 なぜ先進各国で、人々は既存の政治にノーを突きつけ始めたのか。
 冷戦崩壊後、途上国の貧困層と各国の富裕層は大きく所得を伸ばした。
 その一方で、先進国の中間層の伸びは極めて小さく。グローバル化による負の影響を最も強く感じているのが、この層だ。
 各国経済を担い、政治の安定を支えていた人々がやせ細り続けている。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「この難問に、今ある政治は解決策を示せていない。「政治は限りない利害調整であり、政権を取ると歯切れが悪くなり。
 一方で劇的に変えてほしいという民意は強まり、既成政治家は見放される」。政権交代を経験した長妻昭・民進党代表代行はそう語る。
 支持を集めるのは「敵を指さす強いリーダー」だ。
 「人々の不満を吸い上げ、今の政治は間違いで正しいのはあなただと断言する。
 この手法は世界各国、右派も左派も変わらない」というのは、ポデモスが生まれた舞台であるマドリード・コンプルテンセ大学のホルヘ・ビルチェス教授だ。
 民意の反乱は、分断を強めて現状を破壊するだけなのか。それとも変革の引き金となるのか。
 「各国に起きているのは、従来と違う回路で民意を実現しようと殴り込みをかける動きだ。
 その異議申し立てを受け、代議制民主主義が自己変革できるかどうか鍵となる。」と吉田徹・北海道大教授は説く。 」と教えてくれた。
 最後に筆者は、「日本でも同じことが起きる条件はそろっているように見える。
 「先進国に共通する分母は確かにある。民意は、だれかに名づけられるのを待っているのだろう」
 過激な言葉でEU離脱を扇動した英国独立党(UKIP)のナイジェル・ファラージ党首は国民投票の夜にこう言った。「(反EUの民意という)魔人はランプから出てきた。(元には戻らない)」
 投票という手によって、魔法のランプから飛び出し、これまでの枠組みをたたき壊す。神にも悪魔にもなりうる、そんな「魔人」が世界をさまよっている。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「「支持を集めるのは「敵を指さす強いリーダー」だ。
 「人々の不満を吸い上げ、今の政治は間違いで正しいのはあなただと断言する。この手法は世界各国、右派も左派も変わらない」と、マドリッド・コンプルテンセ大学のホルヘ・ビルチェス教授はいっている」とのこと、
 「「各国で起きているのは、従来と違う回路で民意を実現しようと殴り込みをかける動きだ。その異議申し立てを受け、代議制民主主義が自己変革できるかどうかがカギとなる」と吉田徹・北海道大学教授は説く」とのこと、
 「英国独立党(UKIP)のナイジェル・ファラージ党首は国民投票の夜に言った。「(反EUの民意という)魔人はランプから出てきた。元にはもどらない」」とのこと、等等を知ることができた。
 民主主義も人類のある時期あるレベルの「文化」の一部だと考えれば、個人の基本的人権を保障する「憲法」を、より実質的に実施していけば、直接的に個人が国家団体の「意思決定」に参加する「直接民主主義」は、ごく自然な流れではないだろうか、と思った。
 現行の代議制民主主義の下での「既得権」を失う人たちに、どのようにして「納得」または「あきらめ」させるかが、問題のような気がする。
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by sasakitosio | 2016-07-27 06:20 | 朝日新聞を読んで | Trackback