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by sasakitosio

トルコのクーデター未遂<最大の理由は大統領の拘束もしくは殺害に失敗!?こわい話だねえ!>

 7月22日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。
筆者は、作家で元外務省主任分析官・佐藤優氏だ。今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「15日に発生したトルコのクーデター事件は、今後の国際情勢に大きな影響を与える。
 今回の事件をトルコ軍一部の反乱とみなすには規模が大きすぎる。
 クーデター派はエルドアン大統領がトルコ南西部のマルマリスで静養中のタイミングを狙って決起した。
 当初クデター派はテレビ局を占拠し、全権を掌握したという声明をした。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「決起を成功させるためには、まずテレビ局を占拠するというクーデターの定石を踏まえている。
 しかも、首都アンカラと最大都市イスタンブールで内戦が展開された。
 今回のクーデターにはかなりの数の職業軍人が関与している。権威主義的体質を強めているエルドアン大統領は、暗殺とクーデターの動きをつかむために憲兵、国家情報機関(MIT)を用いて軍内部の動静を調査していたはずだ。
 この調査でクーデターの動きを察知できなかった。エルドアン政権を力によって倒すことを
考える結束力の高いケットワークが形成されていることがわかる。」と指摘した。
 最後に筆者は、「今回のクーデターが失敗した理由について、トルコに民主主義が定着していて多くの国民が民主的な選挙によって選ばれたエルドアン大統領を支持したからという見方に筆者は与しない。
 クーデターが失敗した最大の理由は、エルドアン大統領の拘束もしくは殺害に失敗したからだ。トルコの民主主義は脆弱だ。」として締めくくった。
 読んで怖さを感じた。
 筆者の「クーデターが失敗した最大の理由は、エルドアン大統領の拘束もしくは殺害に失敗したからだ」の指摘に、リアルさを感じ、戦慄を覚えた。
 また、筆者の「トルコの民主主義は脆弱だ」との指摘に、日本の外務省やマスメディアのトルコ情報が、いかに脆弱であったかが問われなければならない、と思った。
 ひるがえって日本の民主主義は、どうか?
 量から質への転換、頭数重視から知性重視への転換、速さ重視から熟議重視への転換、等々、日本の民主主義を進化させることは出来ないものか?と思った。
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by sasakitosio | 2016-07-23 07:02 | 東京新聞を読んで | Trackback