憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

政治に言葉を求めよう<メディアは政治家の言葉の真偽をあぶり出し、国民も心眼を開こう!!>

 7月16日付朝日新聞朝刊1面に、「2/3これからの民主主義④」という欄がある。
 筆者は、編集委員・福島申二氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「絶好調のNHKの連続テレビ小説「とと姉ちゃん」に、いよいよ花森安治をモデルにした人物が登場してきた。「暮らしの手帳」のカリスマ編集長だった花森は平易な言葉で語りかける思想家でもあった。
 「ぼくらの暮らしを、まもってくれるものは、だれもいないのです。ぼくらの暮らしは,けっきょく、ぼくらがまもるより外にはなのです。考えたら、あたりまえのことでした・・・・」
 武器や夜警で守るのではむろんない。よりましな政治を選び取ることで、よくない政治には異議を申し立てることで。
 語録に収められた短文からはそんな含意がくみ取れる。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「昨年来、安保法(案)に反対して国会議事堂を囲んだ人にも、同じような気づきがあったはずだ。
 「勝手に決めるな」と叫び、」 
 「民主主義って何だ」とコールした。
 何度か足を運んだが、呼号は、反論をさげすみ、言葉を尽くそうとしない安倍政権への怒りのように響いていた。
 対立する主張のいずれに理があるかを、国民の前で言葉で競う。それが近代民主政治なら、安倍政治はあるべき姿からずいぶん遠い。
 はぐらかし、。
 根拠を欠く断言。
 口だけで実行を伴わない「丁寧な説明」。
 質問への悪態――――――。
 国会の内で外で、思い浮かぶだけでも十指では足りない。
多数派が決めて、少数派はただ従えばいい。白黒つけよう、勝ちか負けか、が民主主義ではあるまい。それではいさかいと分断を生むばかりだ。」と指摘した。
 さらに筆者は、「かっての英首相アトリーは民主主義の基礎を、「他の人が自分より賢いかもしれないと考える心の用意です」と述べた。
 異なる意見への謙虚や寛容、柔軟性を失っては、多数派の専横を生み、民主主義というシステムは無残な姿をさらすことになる。
 民主主義は、意見を異にする者どうしが、それでも肩を組んで歩こうという仕組みのはずである。
 そうした互いの対話も熟議も説得も、すべては言葉で行われる。数をたのむ政治の、言葉への怠惰や横着にならされるのは怖い。
 野党もまた、常套句を手あかのついた論理で連結してみせただけの政権批判が、ずいぶんと多くはないか。
 ゆくゆく憲法をめぐる国民投票となれば、この国の社会にかってない分断の楔が撃ち込まれるかもしれない。民主主義を磨き込んできたはずの英国が陥った混乱は、ひとごとではなくなっている。
 そのとき私たちの民主主義は真に試されることになろう。その水域に、いまや入ったようである。」と指摘した。
 最後に筆者は、「排外的なナショナリズム。ポピュリズムへの喝采。世界を見ればあれやこれやが台頭し、政治と社会の秩序は揺らぐ。
 「さて、ぼくらは もう一度・・・錆びついている<民主主義>を、探しだしてきて 錆をおととし 部品を集め しっかり 組み立てる」。
 これも花森の残した言葉だ。こんな時代だから胸に畳みたい。(編集委員・福島申二)」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「暮らしの手帳」のカリスマ編集長だった花森の言葉「ぼくらの暮しをまもってくれるのは、だれもいないのです。ぼくらの暮しは,けっきょくぼくらがまもるより外にないのです。考えたら・・あたりまえのことでした・・・」・「さて、ぼくらは、もう一度・・錆びついている<民主主義>を探し出してきて、錆をおとし 部品を集め しっかり 組みたてる」、を知ることができた。
 また、「英首相アトリーは民主主義の基礎を、「他の人が自分より賢いかもしれないと考える心の用意です」と述べた」とのことも知ることができた。
 今日の民主主義社会では、一人一人の内なる民主主義が表に出て、せめぎ合っているような気がしている。そのなかから、人類共存の民主主義が誕生することを、祈りたい。 
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by sasakitosio | 2016-07-20 06:45 | 朝日新聞を読んで | Trackback