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by sasakitosio

久米島留学 <さびしくない、ご両親?島の自然と島人の人情に触れ、いいねえ留学生!>

 7月15日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、作家で元外務省主任分析官・佐藤優氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「沖縄本島から西に約100キロ離れたところにある久米島は、筆者の母の出身地だ。だから、筆者はこの島に特別の思いがある。6月22日、沖縄県立久米島高校で、母の沖縄戦体験を中心に話をした。
 その後、十数人の生徒たちが話をしたいと言うので図書室で話し込んだ。生徒たちはまじめに自分の将来と故郷の発展について考えている。
 強い感銘を受けた。その中に、東京出身の生徒がいた。「久米島で勉強できて本当に幸せだ」と言っていた。久米島ぐるみで、島外からの留学を奨励している。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「町営の寮と学習塾があり、受験のプロが本格的な指導をしている。
 寮に入らずに島民の家に下宿というか、家族の一員として迎えられている生徒もいる。両親と久米島に移住してきた生徒もいる。
 ハワイとの間で交換留学制度がある。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「一番うれしかったのは、このコラムで久米島高校への留学制度があることを知り、入学を決めた生徒が何人もいることだ。沖縄と日本の関係を本当によくするためには、人間と人間の交流がなによりも重要だ。
 今年も東京で久米島高校への”離島留学“説明会が、24日午後2~3時半、東京国際フォーラムガラス棟G402(千代田区丸の内3-5-1)で行われる。問い合わせは久米島町企画財政課―電098(985)122。」として締めくくった。
 読んでためになった。
 「沖縄本島から西に約百キロ離れたとところにある久米島は、筆者の母の出身地だ」とのこと、 
 「6月22日、沖縄県立久米島高校で、母の沖縄戦体験を中心に話をした」とのこ、
 「町営の寮と学習塾があり、受験のプロが本格的な指導をしている。」とのこと、
 「ハワイとの間では交換留学制度がある」とのこと、等々を知った。
 至れり尽くせりの、久米島留学だ。
 だが、留学生にホームシックはないのだろうか?18歳で上京し、親の知り合いの家で下宿し、さして気にもしないで過ごした「生家」から離れて、悲しくさびしい思いをしたことを、思いだした。留学させる親も、留学する子どもも、大変だったろうな、と思った。
 
by sasakitosio | 2016-07-17 07:37 | 東京新聞を読んで | Trackback