憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

南シナ海判決 無視は国際孤立を招く<中国政府、内外の民主主義と闘って勝つ気??無理じゃん!!?>

 7月14日付東京新聞社説に、国際的な仲裁裁判所の「南シナ海問題」についての判決が載った。今日は、この社説を学習することにした。
 まず社説は、「南シナ海での中国の実効支配強化について、国際的な仲裁裁判所は国際法違反とする初の判断を示した。判決の強制手段はないが、中国は国際的孤立を避けるためにも判決を無視すべきではない。
 フィリピンが中国を相手に訴えた裁判で、オランダのハーグの仲裁裁判所は、中国が領有権の根拠とする「九段線」について「歴史的権利を主張する法的根拠はない」と明確に判断した。
 中国が南シナ海の主権の根拠だとしてきた核心部分が「国際法違反」だと全面的に否定された。中国は一方的に続けてきた実効支配の根拠を失ったと言える。 
 南沙諸島で中国が造成を続けてきた人工島に関し、仲裁裁判所は排他的経済水域(EEZ)は生じないと結論付けた。人工島は島ではなく、満水時に水没する暗礁や岩であると判断したからである。
 暗礁はEEZや領海の基点とならず、岩は領海の基点となるがEEZや大陸棚を形成しない。
 人工島を根拠に周辺海域の管轄権を主張できないとした判断を、中国は重く受け止めるべきである。」と切り出した。
 つづけて社説は、「判決を受け、中国外交部(外務省)は「判決は無効で拘束力はなく、中国は受け入れず認めない」と拒否する声明を出した。
 強制力はないとはいえ、国際裁判所の判決を本当に無視するのであれば、国際社会から信用されず孤立を深めるだけであろう。
 領有権争いは国際法に支えられる法治体制の下で平和的に解決しようと努力するのが、国際協調できる大国としての責務である。
 中国は提訴したフィリピンを「情勢の緊張を激化させている」と非難する一方、「対話による解決を一貫して堅持する立場だ」というが、はたしてそうだろうか。
 中国は1995年にフィリピンが実効支配する南沙諸島のミスチーフ礁を奪ったほか、2012年には中國公船がスカロボー礁に来て居座り実効支配を始めた。
 軍事力で対抗できないフィリピンが、国際司法の場に判断を求めたのが実情である。」と指摘した。
 最後に社説は、「一方的なフィリピン避難や判決無視の姿勢は、中国が「核心的利益」とする問題で、国民の求心力をつなぎとめ指導部の権威を守ろうとする内向きな意図もあろう。
 だが、国際社会では力を背景に実効支配を強め、平和な海の安定を損ねている中国の強硬姿勢こそ、法の支配に対する挑戦と厳しく受け止められていることを指導部は忘れてはなるまい。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「フィリピンが中国を相手に訴えた裁判で、オランダ・ハーグの仲裁裁判所は、中国が領有権の根拠として主張する「九段線」について「歴史的権利を主張する法的根拠はない」と明確に判断した。」したとのこと、
 「南沙諸島で中国が造成し続けてきた人工島に関し、仲裁裁判所は排他的経済水域(EEZ)は生じないと結論付けた」とのこと、
 「「判決を受け、中国外交部(外務省)は「判決は無効で拘束力はなく、中国は受け入れず認めない」と拒否する声明を出した。」とのこと、
等々を知ることができた。
 まるで、国際連盟を脱退した当時の、日本の環境(煽った国民をなだめられず、国際世論も受け入れられず)に似ていると思った。
 その後日本は原爆投下・無条件降伏まで行くまで、止まらなかった。
 経済と情報がグローバル化した「今日」、中国国内の目覚め、民主化に期待したいが?
 また、国際紛争を解決する手段として「武力による威嚇や武力行使」を永久に放棄した日本こそ、尖閣問題で中国と、北方領土問題でロシアと、国際司法裁判所を通した解決を図るべきではないか、と思った。
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by sasakitosio | 2016-07-16 06:52 | 東京新聞を読んで | Trackback(2)