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by sasakitosio

英国にラブコール <お願いだから行かないで!!ドイツの雑誌の大見出しですが、、>

 6月19日付東京新聞社説横に、「太郎の国際通信」と言う欄がある。筆者は、ジャーナリスト・木村太郎氏だ。
 今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「ドイツ国家は3番まであるが、今は3番しか歌われない。
 その1番は「ドイツよドイツ、すべてのものの上にあれ」と始まる。
 ワイマール共和国時代に採用されたものだが、その後ナチスの時代にも使われたことで「ナチス讃美の歌」とされ、戦後は「統一と正義と自由を」と始まる3番だけが歌われるようになったらしい。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「国歌の一番を歌うのを遠慮していても、ドイツ人は、ドイツは世界でも冠たる国と心中では考えているようなのだが、そのドイツ人が英国に対して嘆願するようなことになった。
 ドイツの代表的な雑誌「デア・シュピーゲル」の6月11日号は、英国旗ユニオンジャックで表紙を飾り、その上に「お願いだから行かないで!」という大きな見出しを掲げた。
 いうまでもなく、23日に英国で行われる欧州連合(EU)離脱か否かを問う国民投票に向けて、英国人に残留するよう訴える特集を組んだのだ。
 この投票を前に、英国内の世論はEU離脱に傾いてきているといわれる。その余波は日本の株式市場にまで押し寄せて株安を招いているが、EU加盟国にしてみればさらに深刻な影響が心配されるわけで、誇り高きドイツ人もここは訴えるよりも嘆願することになったようだ。
 実物が手に入らないので英紙が伝える内容を参考にすると、ドイツのマスコミにしては例外的に英国を持ち上げる調子で記事が書かれているという。
 「彼ら{英国人}が大陸側の国々にいかに影響をあたえたか、われわれがいかに彼らを評価しているか、われわれドイツ人がいかに英国人に親近感を抱いているか、彼らが分かっていないとは信じがたいことだ」」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「また記事は、ドイツ人たちは海峡を挟んで英国をある種の羨望のまなざしで見て来たとしている。
 たとえば、1960年代のスーパーモデルのツイッギーのショートカットのヘアスタイルが欧州を席巻したことや、007のジェームズボンドも英国文化の象徴と称賛している。
 「欧州を情緒的に色分けするとイタリア人は愛と美食を、フランス人は美と優雅さを代表する。そして英国人は無頓着と進歩を代表している。彼らは私たちドイツ人に欠ける内面的独立心と反権力、不服従の精神にあふれている」
 もちろん同紙には「英国がEUを離脱すれば二度と戻る道はない」というショイブレ・ドイツ財務相へのインタビュー記事もあるが、全編を通じて英国人がいかに欧州に人に好かれ、頼られているか心をくすぐって離脱を思いとどまらせようという調子で貫かれているらしい。
「デア・シュピーゲル」はこの号の英語版も出版し、2ポンド(約300円)でドイツ語版の半値以下で英国で売り出したが、ここまでドイツ人にいい寄られて英国人はどうするか?」として締めくくった。
 読んで面白く、勉強になった。
 「ドイツ国歌は三番まであるが、今は三番しか歌わない」と言うことを知って、ネットで1.2番も知ることができた。
 「ドイツの代表的な雑誌「デア・シュピーゲル」の6月11日号は、英国旗ユニオンジャックで表紙を飾り、その上に「お願いだから行かないで!」という大見出しを掲げた」ことを知った。東アジアでは今は生じないことだ、と思った。
 また、同紙が「欧州を情緒的に色分けすると
 イタリア人は愛と美食を、
 フランス人は美と優雅を、
 そして英国人は無頓着と進歩を代表している」と記していることは、実に面白い。ならば、ドイツ人はどのように色分けすべきなのか、そこも知りたくなった。
 
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by sasakitosio | 2016-06-20 06:19 | 東京新聞を読んで | Trackback