憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

参院選 改憲の是非 正面から問わぬ不実 <まるで「一票」の振り込め詐欺だよね!?>

 6月17日付朝日新聞社説に、政権与党の参院選の公約の内、特に改憲の是非ついてが記事になった。今日はこの社説を学習することにした。
 まず社説は、「各政党の党首らが街頭演説に操り出し、公約も出そろって参院選は事実上スタートした。
 その中で、与党側からぱったり聞こえなくなったのが、憲法改正をめぐる議論である。
 安倍首相の最大の政治目標が憲法改正であるのは周知の事実だ。先の国会では「参院選でも訴えていきたい」「私の在任中に成し遂げたい」と強い意欲を何度も示してきた。
 ところが、これまでの街頭演説では一切、触れていない。
 民進党の岡田代表が、安倍政権による9条改正反対を公約の2本柱一つに掲げ、街頭演説でも力を込めて訴えているのとは対照的だ。」と切り出した。
 つづけて社説は、「憲法改正は、日本国民が戦後経験したことのない極めて大きな政治テーマだ。それを実行したいなら、最大の争点と位置づけてしかるべきだ。
 それなのに、首相は国会中の雄弁とは打って変わって口をつぐむ。この姿勢は不可解であり、争点隠しの意図があるなら不誠実と言わざるを得ない。
 自民党が公約で触れているのは、26ページの冊子の末尾の2項目だ。
 この参院から導入される県境をまたぐ合区を解消するため、、「憲法改正を含むその在り方を検討します」とうたい、次に「衆議院・参議院の憲法調査会における議論を進め、各党との連携を図り、あわせて国民の合意形成に努め、憲法改正を目指します」と記している。
 合区の解消から改憲に取り組むのかと思いきや、稲田政調会長は「そこはさまざまな考え方がある」とはっきりしない。
 これでは憲法改正といってもどの条文を、どのように改正するのか、有権者に相変わらず分からないままだ。
 一方、自民党と連立を組む公明党は、公約で憲法改正に触れていない。山口代表は「議論が成熟しておらず、参院選の争点にはならない」と説明する。
 自民公明両党とも、国民に真正面から憲法改正を問おうとしない。それで両党とその補完勢力で改憲発議に必要な3分の2の議席を得たとしても、改憲論議を一気に進めることが許されるはずがない。」と指摘した。
 最後に社説は、「安倍政権はこれまで、世論が割れる政策については選挙の際には多くは語らず、選挙で勝てば一転、「信任を得た」とばかりに突き進む手法を取ってきた。
 特定秘密保護法や安全保障関連法の制定がその例だ。
 公約の末尾に小さく書かれた「憲法改正」の4文字。これを、同様の手法を繰り返す伏線とさせるわけにはいかない。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「自民党が公約で憲法改正について触れているのは、26ページの冊子の末尾の2項目だ」とのこと、
 「一方自民党と連立を組む公明党は、公約で憲法改正に触れていない。」とのこと、
 等々を知ることができた。
 社説指摘のように「安倍政権はこれまで、世論が割れる政策については選挙の際には多くを語らず、選挙で勝てば、一転、「信任を得た」とばかりに突き進む手法と取ってきた。」ことは、特定秘密保護法や安全保障関連法の制定過程を見れば、一目瞭然だ。
 ただ、自公政権にとって国民は2匹目のどじょう、と映っているのだろうか?
 結果はおっつけ参院選選挙で明らかになる。
 が、国民投票のステージにまで進まないことを、期待したい。
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by sasakitosio | 2016-06-19 06:35 | 朝日新聞を読んで | Trackback