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by sasakitosio

ヘリコプターマネー <空中散布、農薬でなく「札」を!人の心と経済に薬害が出るんじゃない!?>

 6月14日付朝日新聞朝刊7面に、「波聞風問」という欄がある。筆者は、編集委員・原真人氏だ。今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「大量に紙幣が空から降ってきて、「あなたたちのもの」と言われたら、どうする?
 レストランでうまいものを食べ、最新のスマホを買う。それとも旅行費用?
 いずれにしても消費は盛り上がるに違いがない。物価が上がって困るかもしれないが。
 半世紀前、経済学者ミルトン・フリードマンは景気刺激のために「ヘリコプターマネー」という思考実験をしてみせた。
 実際に空からお金をまくのではなく、中央銀行が大量の紙幣を刷って人々に配るという想定だった。
 この構想はずっと封印されてきた。現実世界ではリスクが大きすぎるからだ。
 やれば政府も中央銀行も信用を失い超インフレになりかねない。
 その禁断の策が最近、世界の金融専門家の間で再び話題になってきた。
 そしてこうささやかれている。
 「すでに日本ではヘリコプターマネーが巻かれているじゃないか」
 たしかに、日銀が政府を通じ国民にお金をばらまいていると見られてもおかしくない現状がある。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「政府予算には年間30兆円以上の赤字があり、その穴を国債(政府の借金証文)を出して埋めている。その国債を買い支えているのが日銀だからだ。
 視点を変えると日銀がヘリコプターマネーで30兆円を配り、国民はそれで医療や介護など行政サービスを買っていると見ることもできる。
 それでもこれをヘリコプターマネーとは断言できない。
 日銀は私たちに「あなたたちのもの」と言ってお金をばらまいているわけではない。政府がいずれ税金を集め、国債償還の形で日銀にお金を返すとみなされてきたのだ。
 そこに疑念が生じた。
 安倍晋三首相が消費増税の再延期を宣言したからだ。選挙対策で増税を延期するようでは、日銀に借金を返せるようになるかどうか、かなり怪しい。」と指摘した。
 さらに筆者は、「この事態に、古巣・日銀の現状を憂うる岩村充早大大学院教授が大胆な提案を発表した。
 日銀が持つ国債の「永久債化」だ。
 つまり日銀保有の300兆円超の国債の一定部分を返済の満期を定めず塩漬けにしてしまおうというのだ。
 財政膨張の支え役と化した日銀が今後も異次元緩和を推し進めることを岩村氏は心配する。
 「日銀は財政当局と溶け合ってしまった。今のまま実質ヘリコプターマネーがなし崩し的に膨張して行けばいずれ日本経済、世界経済を崩壊させかねない」
 そこでまずは見えにくかったリスクを炙り出す。
 あらかじめ超インフレに備えて巨額マネーの回収手段を確保しておく。
 現状がヘリコプターマネーだとはっきり認め、危機を和らげる手段を真剣に考えておこうという発想だ。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「岩村案自体にも国債や通貨円の信を揺るがしかねない危うさはある。
 ただ、これまで暴論、極論と遠ざけてきたものでさえ、本気で検討せざる得なくなってしまった。
 そこに、今の日本の財政と金融の恐ろしい現実がある。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 世界の金融専門家の間で、「すでに日本ではヘリコプターマネーがまかれているいるじゃないか」とささやかれている、とのこと。
 岩村充早大大学院教授が、「日銀のもつ国債の「永久債化」を提案している」とのこと。
 等々を初めて知った。
 日銀の持つ国債を、満期無にするということは、政府は日銀に返さなくていい借金を持つということではないか?
 これは、国債の実質的日銀引き受けではないのだろうか?
 決めた途端に、国債大暴落が起こる危険はないのだろうか?
 日本経済、世界経済を崩壊させかねないのではないだろうか?疑問がどんどん広がる。
  
 
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by sasakitosio | 2016-06-15 06:30 | 朝日新聞を読んで | Trackback