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by sasakitosio

翁長知事の苦悩

6月3日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、作家で元外務省主任分析官・佐藤優氏だ。
 今日はこの筆者に、学ぶことにした。
 まず筆者は、「沖縄県の米軍嘉手納基地に勤務する軍属(元海兵隊員)のケネス容疑者による「殺人」女性遺体遺棄事件によって、沖縄の世論が草の根から変化している。
 日本の陸地面積の0.6%に過ぎない沖縄県に在日米軍基地の73.8%が所在する。
 この差別的な沖縄の米軍基地過重負担こそ、この事件が発生した構造的要因だ。
 もはや辺野古基地建設阻止、普天間飛行場閉鎖だけでは、沖縄の世論は収まらない。全海兵隊の沖縄からの可及的速やかな撤収と、在沖全米軍基地の閉鎖が県内に在住する沖縄人はもとより、日本と全世界に居住する沖縄人の共通の願いだ。沖縄人の対日感情はかってなく悪化している。
 外務官僚、防衛官僚は翁長雄志知事が「沖縄の全基地閉鎖を要求する」と主張することを心待ちにしている。
 そうなれば、「翁長の要求は非現実的だ。日本の国益のために沖縄を力で抑えつける」という政策を
取ることが可能になるからだ。
 保守系の世論は中央政府断固支持し、大多数の日本国民は「面倒なことに関わりたくない」と消極的に支持するだろう。
 今、われわれ沖縄人に求められているのは、沖縄と日本の力関係を冷静に見極めることだ。
 この現実を客観的に分析した上で、翁長知事には、中央政府と粘り強い交渉を行ってほしい。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 筆者は「外務官僚、防衛官僚は翁長知事が「沖縄の全基地閉鎖を要求する」と主張することを心待ちにしている」という。
 また筆者は「保守系の世論は中央政府を断固支持し、大多数の日本国民は「面倒なことには関わりたくない」と消極的に支持するだろう」という。
 そして筆者は「翁長知事には、中央政府と粘り強い交渉を行ってほしい」という。
 なるほど、敵の挑発に乗ったり、思う壺にはまらないようにとのアドバイスだ。なるほどと、思った。時間が、翁長知事に味方することを祈りたい。
 
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by sasakitosio | 2016-06-08 18:39 | 東京新聞を読んで | Trackback