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by sasakitosio

日本企業の岐路 米発の技術革命取り込め

  6月2日付朝日新聞朝刊15面下に、「私の視点」という欄がある。
 筆者は、米スタンフォード大学名誉教授でSVJP共同議長・ダニエル・オキモト氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
まず筆者は、「日本が着実かつ持続可能な経済成長を実現するには、資本、労働力、テクノロジーの3要素を最適化して投入する必要がある。
 日本のインフラは、世界で最も幅広く普及し先進的レベルであるだけに、資本の投入余地は、保健医療と観光投資の2分野に限られる。
 また日本では高齢化と人口減少が進み、高水準の労働参加率確保は容易ではない。女性や高齢者を労働力に加えると共に、技術のある外国人労働者をを呼び込むべきだが、移民受け入れで日本の法規制の壁はたかい。
だからこそ、テクノロジーという要素は、日本にとって決定的な意味を持つ。技術革新のペースは加速し、その範囲は容赦なく拡大している。世界経済のあらゆる分野は、ビッグデータ、人口知能(AI)、ロボット、あらゆるモノがネットにつながるIoTなどデシタル技術の変革の波にさらされている。
 日本の輸送技術、消費財、金融、保健医療、小売業での強みは、最先端技術なしにはその競争力がかげり、いずれは失われる恐れがある。
 日本は岐路に立ている。日本が葛飾北斎の浮世絵に描かれるようなテクノロジーの荒波に乗れるか、波間に消える泡となるか、だ。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「世界市場での競争のため、日本企業は自らを変革すべきだ。
 英語を共通言語とし、
 技術革新の中で企業文化を育て、
 自社開発主義を捨てて世界に最先端技術を求める。
 リスクを取り、決断を早め、多くの外国人技術者を雇用する必要がある。
 デジタル革命の波に乗るために、技術革新の先頭を走るシリコンバレー(SV)の隆盛を取り込む必要がある。日本はSVとの関わりが極めて限定的だ。中国や韓国企業はSVから幅広い果実を得る仕組みを築いている。
 日本の企業とSVをつなげるため、我々日系米国人は、シリコンバレー・ジャパン・プラットホーム(SVJP)という非営利団体を作った。大企業から中小企業に至るまで、日本企業と、SVの主流の人脈と技術をつなげることを支援する組織だ。
 SVで成功しているベンチャー企業創業者や、アップル、グーグルといった有名企業の幹部になっている日系米国人が参加している。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「我々は個人の利得を得ようと思っていない。親の世代の日系1世の努力をたたえ、その思いを胸に、両国の絆をさらに強めるのが狙いだ。
 SVJPの目標はシンプルだ。低迷する日本経済の再生を手助けしたい。シリコンバレーと日本の架け橋となって、米国と日本の関係をさらに強めたい。米日間に長く残る橋をかけることが、SVJPに参加する我々日系米国人の願いだ。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 日系米国人が「シリコンバレー・ジャパン・プラットホーム(SVJC)という非営利団体」を作った、とのこと。
 「親の世代の日系1世の努力をたたえ、その思いを胸に、両国の絆をさらに強めるのが狙いだ」とのこと。
 「シリコンバレーと日本の架け橋となって、米国と日本の関係をさらに強めたい」とのこと。
 等々を初めて知り、SVJCの活躍は、日本の企業や日本経済にとって、いいニュースだと思った。
 ただ、内需不足と少子高齢化社会という「現実」を直視し、経済成長を追求するだけでいいのか熟考し、グローバル化や地球温暖化問題や原爆・原発事故等地球環境問題、等々に備える必要があるような、気がしている。
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by sasakitosio | 2016-06-05 09:49 | 朝日新聞を読んで | Trackback