憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

米騒動の街 <一票の振り込め詐欺を見抜き、7月は一票騒動、平成デモクラシーへ!!>

 6月1日付東京新聞朝刊25面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、文芸評論家・斎藤美奈子氏だ。
 今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「富山県の魚津に行ってきました。
 魚津といえば、蜃気楼、埋没林、ホタルイカ。
 私にとっては「日本之下層社会」の著者・横山源之助の生地。そして、忘れちゃいけない米騒動の発祥地だ。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「事の発端は1918年、米価が高騰したことだった。原因は都市人口の急増と、シベリア出兵だ。米の需要増を見越して、一部の商人が米を買い占めたのである。
 そんな中、魚津には北海道に米を運ぶための蒸気船「伊吹丸」が寄港していた。漁師町の女性たち数十人が銀行の米倉前に集まって、米の積み出しをするなと要求。
 当時の新聞に拠れば「群衆せる細民と争うは危険なりと考えて、船は空のまま出港した。以上が魚津の米騒動の概要。
 女房たちが米倉を襲ったのかと思ったら違ったんですね。ごめんなさい。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「現地の案内板には「魚津港の米騒動は、暴力的ではなく、話し合いで収まったことが大きな特徴である」という文章が添えられ、別の説明版には、彼女らの叫びが「日本の民衆に、人間の生存の権利のなんたるかを自覚させた」とあった。
 ここから全国に波及し、時の寺内正毅内閣を退陣させ、大正デモクラシーのきっかけとなった米騒動。
 それを郷土の誇りに出来る町って素敵。
 寺内は陸軍出身の長州閥で、人の意見を聞かぬ超然主義者だった。その内閣を倒した民衆。
 今の日本はどうかな。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 いまさらながら、恥ずかしながらではあるが、
 「魚津市が米騒動発祥の地」であることを知った。
 そして、「漁師町の女性たち数十人が銀行の米倉前に集まって、米の積み出しをするなと要求」、「船は空のまま出港」、「女房たちが米倉を襲ったのではなかった」、とのことを知った。
 そして、「ここから全国に波及し、時の寺内正毅内閣を退陣させ、大正デモクラシーのきっかけとなった」とのことも知った。
 日本国憲法の下で、なんとなく自由で民主主義的で平和的な「ぬるま湯」の心地よさ、が続いてきた。それが、安倍内閣になって立て続けに、日本国を挙げて、アメリカ軍の支援する法律がつくられた。人間は誰しも、痛い目に遭わないと、気が付かないのかもしれない。気づきのための「痛み」ができるだけ小さいものであることを、祈るしかないのだろうか?
 
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by sasakitosio | 2016-06-02 06:11 | 東京新聞を読んで | Trackback