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by sasakitosio

国家の虚構 <G7って、戦勝4国と敗戦3国の集いみたい?なぜ不戦が話題にならないのかなあ??>

 5月27日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、法政大教授・竹田茂夫氏だ。
 きょうは、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「政府の伊勢志摩サミットに集まる先進7カ国」(G7)首脳に、伊勢神宮の内宮に正式参拝してもらう方針だという。3年前の式年遷宮にも参列した安倍首相は、荘厳な社や境内が醸し出す日本的「精神」や悠久の歴史にご執心のようだ。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「江戸時代に爆発的に流行した伊勢参りや幕末の「ええじゃないか」の乱舞は民衆のアジールでもあり秩序への身体的反抗でもあったが、明治維新を担った外藩の下級武士らは近代国家建設に神道と天皇制を利用し尽くした。かって伊勢神宮は日清・日露戦争の戦利品が展示されていた。必勝祈願のための昭和天皇の伊勢行幸もあった。伊勢神宮は国家と戦争に結びついていた。
 国家神道のような公定ナショナリズムは、上からの「想像の共同体」を押し付ける。
 死と不死に関する民衆の想像力を初等教育から制御し、軍隊で強制する。国のために死ぬのは当然で靖国神社に戻った魂は永遠に安息するというわけだ。
 だが、なぜ想像力は国境を越えられないのか、なぜ戦争で殺すことが名誉なのか。」と指摘した。
 最後に筆者は、「公定の想像力や無批判の日本ブランド化にどう対抗すかは今日の問題でもある。
 森厳で崇高な伊勢神宮に対置すべきは汚染された帰還困難区域だ。領土内で均等に保障されるはずの国民主権や人権も沖縄では破綻する。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「かって、伊勢神宮には日清・日露戦争の戦利品が展示されていた」とのこと、
 「必勝祈願のための昭和天皇の伊勢行幸もあった」とのこと、等を初めて知った。
 そこで「公定の想像力や無批判の日本ブランド化にどう対抗するかは今日の問題でもある」との筆者の指摘が、理解できた。
 過去に戦争と結び付いていた「伊勢神宮」・「靖国神社」の今の森厳、戦勝国(アメリカ、英国、フランス、カナダ)の首脳達も、敗戦国(ドイツ、イタリア)の首脳達も、伊勢神宮の過去をも知っていたのだろうか。そこが知りたくなった。
 また、第二次世界大戦の戦勝国と敗戦国の集いという視点でみると、不思議な気がする。
 そこで、戦争廃絶のことが話題にならないということは、なぜだろうか、ふと疑問がわいてきた。
 また、良くも悪くも、洋の東西をとわず、人間は忘れっぽい動物だということか?
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by sasakitosio | 2016-05-28 06:34 | 東京新聞を読んで | Trackback