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by sasakitosio

債務国家の本質 <日本はいつまでもつの?庶民に備える策はあるの?>

 5月19日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」いう欄がある。筆者は、法政大教授・竹田茂夫氏だ。
 今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「安倍政権の新「三本の矢」は、国民の切実な要望を「介護離職ゼロ」などの安直な標語に仕立て、鼻先にぶら下げて期待をあおるが、実現不可能なことは見透かされている。
 旧「三本の矢」も同じで、黒田日銀も当初は円安・株高で期待をかき立てたが、たび重なるインフレ目標達成先送りでいまやだれも信じない。」と切り出した。
 続けて筆者は、「経済成長、均衡財政、黒子役の中央銀行等の資本主義の黄金時代は戻ってこない。
 所有する市民から徴税して歳出に充てる「租税国家」は、広がり続ける社会的要請に応えるうちに財政を国の借金で支える「債務国家」に変身した。
 一足先に長期停滞に直面した日本では、1990年末から国際依存度を高め、民間の債務を国家の債務につけかえた。」と指摘した。
 最後に筆者は、「W・シュトレーク「時間稼ぎの資本主義」は、欧州連合を例にとり、新自由主義のトリックを暴き出す。グローバルな投資家の権益や国家主権や労使協調の社会契約より優先し、大企業や富裕層に減税を施す一方で、財政再建で国家債務の重症化を避ける。残る手段は意思決定の先送りを体現するはずの貨幣を中央銀行の操作で逆に期待喚起に使うか、構造改革という幻想しかない。
 文化産業が繰り出す快楽の約束は、いつも実生活で裏ぎられるように、新自由主義が大衆に約束する「善き生」は無限に延期される。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「所有する市民から徴税して歳出に充てる「租税国家」から、広がり続ける社会的要請に応えるうちに財政を国の借金で支える「債務国家」に変身した。」との指摘。
 「1990年代末から国際依存度を高め、民間の債務を国家の債務につけかえた」との指摘。
 等々はよく理解出来た。
  そこで、いつも疑問に思うのは、日本の財政はこのまま行ったら、いつの時点で予算が組めなくなるか?   その時期は、何時頃で、その時の日本経済や世界経済はどのような状態なのだろうか?
  庶民として、いまから、何か準備できる策はあるのだろうか?
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by sasakitosio | 2016-05-20 06:17 | 東京新聞を読んで | Trackback