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by sasakitosio

ロンドン イスラム教徒市長の勝因 <対立候補のオウンゴール?100万EU国民の支援?>

 5月15日付東京新聞社説横に、「太郎の国際通信」という欄がある。 筆者は、ジャーナリスト・木村太郎氏だ。
 今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「ロンドンの市長にイスラム教徒が選出されたのには、正直ビックリした。
 ロンドンにはイスラム教徒が数多いとはいえ、市民の12.4%に過ぎない。加えて、ロンドンでは2005年にイスラム過激派による同時爆発事件が起きている。
 さらに最近は中東の移住者が欧州に殺到し、その中に過激派が紛れ込んでくることに英国人の間で不安が募っていた。」と切り出した。
 続けて筆者は、「そうした中で、イスラム教徒であることを公言してはばからない労働党のサデック・カーン氏は、相当苦戦を強いられるのではないかと私には思えたのだ。
 一方対立候補で富豪の子息の保守党のザック・ゴールドスミス氏側は、カーン氏がイスラム過激派に近い人物の選挙応援を得ていたと有権者の恐怖心をあおる作戦をはかった。
 投票日直前の大衆紙メールの1ページに、同時爆破事件の写真と共にゴールドスミス候補の投稿を次のような大きな見出しで掲載した。
 「来る木曜日(投票日)に世界で最も偉大な都市を、テロリストたちを友人と考える労働党員に引き渡してしまって本当に良いのだろうか?」
 しかし、この作戦は逆にゴールドスミス候補への反発を招くことになり、いわばオウンゴールで同候補はカーン候補に大差をつけれらる原因にもなったとも分析されている。」と教えてくれる。
 さらに筆者は、「この他にカーン候補側にはもう一つの勝因があったようだ。
 それは、ロンドン在住の欧州連合(EU)国民の支援だ。
 英国では地方選挙への外国人の参政権が認められているので、18歳以上のロンドン在住のEU国民や英連邦国民は登録さえすればロンドン市長選で投票できた。
 ロンドン在住のEU国民は百万人に上るとみられるが、彼らの関心事は来月23日に行われる英国のEU離脱を問う国民投票だ。この投票で離脱が可決されれば、居住権を失うことになる。
 この問題についてカーン氏はEU残留派、ゴールドスミス氏はEU離脱派だったので、投票登録をしたEU国民の多くがカーン氏に票を投じたと考えられている。
 それが今回カーン氏が獲得した131万票余りのうちにどのくらいを占めるのかは、まだ明らかではないが、得票を相当数上積みしたと考えてよいだろう。
 そこで市長選が国民投票にどう影響するかだが、次は国政選挙なので外国人には参政権はなく市長選をもとに予断は許されない。」と指摘した。
 最後に社説は。「それはともかく、カーン氏の当選を祝して英国のイスラム教慈善団体は、カーン氏の父親が運転手をしていたロンドン名物2階建てバス全車両の脇に「アッラーに栄光を」という標語を掲載するという。
 イスラム教徒の市長の登場で、ロンドンの景色にも変化が出てきたようだ。」として締めくくった
 読んで勉強になった。
 ロンドンの市長にイスラム教徒のカーン氏がが当選したことは、ニュースで知っていたが、
 「ロンドンにはイスラム教徒が数多いとはいえ、市民の12.4%に過ぎない。」とのこと、
 「英国では地方選挙への外国人の参政権が認められてているので、18歳以上のロンドン在住のEU国民や英連邦国民は登録さえすればロンドン市長選挙で投票できた。」とのこと、
 「ロンドン在住のEU国民は百万人にのぼると見たられるが、彼らの関心は来月13日に行われる英国のEU離脱を問う国民投票だ。この投票で離脱が可決されれば、居住権を失うことになる。」とのこと、
 「カーン氏はEU残留派、ゴールドスミス氏はEU離脱派だった」とのこと、等を知ることができた。
 筆者は、「イスラム教徒の市長の登場で、ロンドンの景色にも変化が出てきたようだ」と期待している。
 できることなら、ISの過激行動と思想を、イスラム教徒の内側から、抑え込むきっかけにしてほしいと、思った。
 
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by sasakitosio | 2016-05-16 06:09 | 東京新聞を読んで | Trackback