憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

気候格差  <軍拡に血税を使っている場合か!?>

 5月12日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、法政大教授・竹田茂夫氏だ。
 今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「地球温暖化は日本でも未経験の酷暑や暴風雨などで生活実感となった。世界的には干ばつや洪水、砂漠化や、海面上昇、熱帯性感染症などをもたらす。理論では皆が等しく被害を受ける公共悪であり、課税などの公的介入が必要とされる。だが、現実はまるで別だ、」と切り出した。
 続けて筆者は、「産業革命以降、二酸化炭素(CO2)を出し続けた欧米や日本の被害は少なく、温暖化を逆に歓迎する高緯度農業地帯もあるのに、途上国に人々は不釣り合いな犠牲を強いられる。
 海面上昇で低地のバングラデッシュから何百万者もの難民が隣国に押し寄せる可能性もある。
 目ざとい投資家は、好機とばかりに世界中の水利権や農地リース権をあさっている渇水や飢饉を利潤機会に変え(M・ファンク「地球を「売り物」にするひとたち」)、規制を嫌う経営者はもっとも効果的なはずの炭素税導入に抵抗する。」と指摘した。
 最後に筆者は、「昨年12月COP21で採択されたパリ協定は、米中などのCO2排出大国の合意の下で、政界の平均気温を産業革命前に比べて2度未満に抑えることを目標にした歴史的なものだが、前途は多難だ。
 同協定に強制力はなく、米国は頑迷な保守派の温暖化否定論を抱え、中国は欧州で失敗済みのCO2    排出権取引を採用するという。
 原発路線の日本の現政権には再生可能エネルギーで世界をリードする気は全くないようだ。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 筆者指摘の「地球温暖化は日本でも未経験の酷暑や暴風雨などで生活実感となった」のは確かだ。
 また地球温暖化は、「世界的には干ばつや洪水、砂漠化や海面上昇、熱帯性感染症などをもたらす」ことも確かのようだ。
 この公共悪を、人類共通の敵として、克服に全力をあげなければ、遅かれ早かれ「地球上の生き物」全体に「生存の危機」となって降りかかってくる災禍であること必定なのに、どの国の指導者も解決に責任を感じていないらしい。
 ならば、自衛手段に出なければ、たとえば時間をかけて、住まいを「水没の危険のない高台」に移動するとか。庶民ができることは、たかが知れているが。
 今は、軍拡をやって、血税で軍事産業を肥やすのではなく、戦争をしない環境整備をして、地球的規模の温暖化を生かす手立てを講じるか、温暖化の被害から国民や人類を守る策を講じるべきだは、ないのだろうか。
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by sasakitosio | 2016-05-14 07:02 | 東京新聞を読んで | Trackback