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by sasakitosio

過激発言 計算のうち <トランプ現象の虚実>

 5月7日付東京新聞朝刊4面に、「考える広場」というページがある。三人が登場するが、今回は、国際経営コンサルタント・植山周一郎さんに学ぶことにした。
 まず植山さんは、「1988年のことですが、当時僕は世界の要人にインタビューするテレビ番組の企画と司会を担当していてトランプ氏に出会いました。
 会って驚いたのが背が高いこと。
 190センチくらいあったかな。
 しかもすごいイケメン。
 握手したら、こちらの目をまっすぐ見て、にっこり、オーラを感じました。
 インタビューでは、理路整然、分かりやすい英語で話してくれた。しかも礼儀正しく気配りをしながら、例えば、今彼が日本批判として盛んに言及する「安保ただ乗り」論を当時から言っていましたが、「日本は悪い」ではなく「日本人は頭がいい。尊敬する」という。皮肉なんですが、失礼な感じはしない。相手の気持ちがわかり、自分の言いたいことも言うが、オブラートに包んで配慮する。本当に超優秀なビジネスマンだった。今は全然違いますが、あんな頭のいい男がクールさを失うとは思えない。計算されたパフォーマンスでしょう。」と切り出した。
 つづけて植山さんは、「なぜ過激な発言を繰り返すのか。それは彼が今話しかけているのが、米国の有権者だからす。僕は高校時代、米中西部の田舎町に1年間留学しましたからわかりますが、アングロサクソン系の人たちは「俺たちが米国を造った」という優越感を持っている。
 しかし、それを口に出してはいけないということも知っている。いえない本音をトランプ氏は言ってくれる。溜飲が下がる思いなんです。
 メキシコ国境に壁を造ることに議会が賛成するはずがないことなんて、彼は重々承知でしょう。
 でもかれは「僕は公約通りやろうとした」と言える
 そして、移民手続きの厳格化という次善策に向けて交渉を進めるでしょう。
 彼はまさに著書の題名通り、「アート・オブ・ザ・ディール(交渉術)」の天才なのです。
 もし大統領になったら、案外思い切ったことをやるかもしれない。北朝鮮金正恩氏に会いに行ったりね。
 ただし、暗殺されてしまう可能性もあります。米国はそういう国です。」と指摘した。
 最後に植山さんは、「注文するなら、彼は今、内向きに話していますが、グローバル時代のリーダーである米国の地位をちゃんと自覚してほしいと思います。
 彼は米国を再び偉大な国にすると公約していますが、そのためのローカルなポリティシャン(政治屋)ではなく、グローバルなステーツマン(政治家)になってもらいたい。」として締めくくった。
 よんで、トランプ氏のことが少しわかった気がした。
 それは、過去にトランプ氏に直接あった人の、意見として、聞くからかもしれない。
 植山さんは、「本当に超優秀なビジネスマンだった。今は全然違いますが、あんな頭のいい男がクールさを失うとは思えない。計算されたパフォーマンスでしょう」と指摘、
 また植山さんは、「メキシコ国境に壁を造ることに議会が賛成するはずがないことなんて、彼は重々承知でしょう。でも彼は「俺は公約通りよろうとした」と言える。そして移民手続きの厳格化といった次善策に向けて交渉を進めるでしょう」とも指摘、等等の植山さんの指摘は、当たっているような気がしてならない。
 この点は、トランプ大統領が誕生してみないと、当たっていたか、外れていたかは、判明しないことではあるが。 
 
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by sasakitosio | 2016-05-09 05:59 | 東京新聞を読んで | Trackback