憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

脱金権政治への希望  <トランプ現象の虚実>

 5月7日付東京新聞朝刊4面に、「考える広場」というページがある。筆者は、3人。今回はその中で、ジャーナリスト・堤未果さんに学ぶことにした。
 まず堤さんは、「今の米国では政治は完全にお金で買われています。もう対立軸としての共和党、民主党による2大政党は幻想でしかない。「世界の1%」ともいわれる超富裕層から巨額の資金が両党の有力候補者に流れ込んでいるからです。大統領選は、候補者と言う商品をどう見せるかのショウーに過ぎません。
 だからお金の動きを見れば何が起きているかがわかる。トランプ氏と対立していた共和党のデット・クルーズ氏や、民主党のヒラリー・クリントン氏への資金の出どころは同じ。ウオール街やグローバル企業といった「1%」の側です。トランプ氏は手持ちの自己資金をメインにしており、むしろ1%から献金を平気で受け取る他候補を激しく批判しています。」と切り出した。
 続けて堤さんは、「差別的な発言を繰り返すトランプ氏があれだけ支持を集める現状は「米国の病理を表している」というもっともらしい分析がありますが、過激な言葉の数々はしょせん表面的現象に過ぎません。米国の抱える真の病理は「政治とカネ」という構造の方にあるのです。
 誰もがアメリカンドリームを機会があったはずの国が、なぜ超富裕層だけが潤う「株式会社国家」になってしまったのか。
 一部の米国民は、自分の国が壊れつつあるということに気付き始めています。
 「政治家は信じられない」
 「お金持ちばかり得をしている」と肌で感じています。そうした層が、金権政治が肥大化する1980年代以前の米国へのノスタルジーからトランプを求めている。
 一見、主張は反対ですが、やはり1%の強欲を批判し教育無償化などを掲げるバーニー・サンダース氏が若者たちの支持を集める構図と根っこは同じです。」と教えてくれる。
 最後に堤さんは、「1%である商業メディアや御用学者たちは、トランプ氏つぶしに躍起になるのです。
 既に日本の政治にも1%の資本は網の目のように入ってきています。
 「強欲資本主義」という価値観をめぐるこの大統領選は、夏に選挙を控えた私たちにも多くのヒントを投げかけいるのです。」として締めくくった。
 読んで、切れ味の良さと、強烈な刺激を感じた。
 「今の米国の政治は完全にお金で買われています。もう対立軸としての共和党、民主党による二大政党制は幻想でしかない。「世界の1%」ともいわれる超富裕層から巨額の資金が両党の有力候補に流れ込んでいるからです。」との指摘は、目からうろこの落ちる感じだった。
 また、「一部の米国民は、自分たちの国が壊れつつあることに気付き始めています。
 「政治家は信じられない」
 「お金持ちばかりが得をしている」
と肌で感じています」との指摘は、トランプ氏の躍進現象を肯定的に理解する上で、参考になった。
 さらに、「既に日本の政治にも1%の資本は網の目のように入ってきています。」との指摘も刺激的だ。
 指摘をヒントに、考えると、「原子力ムラ」の「お金と組織と票」で「政党や候補者」が買われているのではないか、という想像が湧いてきた。
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by sasakitosio | 2016-05-08 07:05 | 東京新聞を読んで | Trackback