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by sasakitosio

日中外相会談 対話を軌道にのせよう

 5月1日付朝日新聞社説に、日中関係のことが載った。
 今日はこの社説に学ぶことにした。
 まず社説は、「改善に向かうのかどうか、なかなか方向性が定まらない。それが今の日中関係である。
 岸田外相がきのう、北京で中国の王毅外相と会談した。国際会議を除けば、日本の外相の訪中は実に4年ぶりだった。
 隣国の政府間の往来と対話がこんな乏しさでは、堅牢な互恵関係がいつ実現するのか、両国民も期待するのが難しい。」と切り出した。
 つづけて社説は、「今年9月に杭州で主要20か国・地域(G20)首脳会議があり、安倍首相が訪中する。日中韓による首脳会談の年内の日本開催も予定されている。
 日中両政府は地域と世界での責任を自覚し、対話を軌道に乗せ、しっかり安定した者にしてもらいたい。
 両国間には、以前と変わらぬ懸案がある。
 歴史認識問題と東シナ海の尖閣諸島と資源開発をめぐる摩擦だ。
 解決の難しい両問題の表面化を最近は抑えてきたが、新たなに全面に出てきたのが南シナ海問題である。」と切り出した。
 つづけて社説は、中国の一方的な岩礁埋め立てを批判する米国やフィリピンなどと、日本は自衛隊の活動を含めた連携を強めている。
 広島で4月にあった主要7カ国(G7)外相会合では、日本は海洋安保に関する声明をまとめ、大規模な埋め立てや軍事利用の自制を求めた。
 これに対し中国側は、日米ともに南シナ海問題の当事者ではない、と反発している。王外相は、特に日本に対し「関係を改善したいという一方で、さまざまな場面で中国に難癖をつけている」と非難を強めてきた。
 だが外交はしばしば協力と対立が同居するものだ。
 問われるのは、対立点よりも一致点の価値を高め、互いに利益を広げようとする知恵と工夫である。
 今の両政府間にはその十分な努力の跡がみられない。逆に少ない対立点が関係全体に悪影響を及ぼしている。今年1月の北朝鮮の核実験、外相間の電話会談を2カ月以上、中国側が拒んだのは子供じみている。」と指摘した。
 最後に社説は、「南シナ海は世界屈指の海上交通路であり、日本と周辺諸国が関心を持つのは当然だ。
 相手の行動に不満がるからといって対話をとどこらせるようでは、責任ある大国の態度とは言えない。
 日中両政府はもう一度、一昨年の首脳会談で確認した「戦略的互恵関係」の目標に立ち返ることが求められる。
 ハイレベルな経済対話の開催と、防衛当局間の海空連絡メカニズムの実現を急ぐべきだ。安保上の対立を防ぐ交渉を進めつつ、経済、といった喫緊の課題で協力の成果を積み上げてゆく工夫を紡いでほしい。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「岸田外相がきのう、北京で中国の王毅外相と会談した」とのこと、
 「今年9月に杭州で主要20カ国・地域(G20)首脳会議があり、安倍首相が訪中する」とのこと、等を初めて知った。
 あって話をし、相互理解を深めてもらいたい。
 そして、「ハイレベル経済対話の開催と、防衛当局間の海空連絡メカニズムの実現を急ぐべき」との社説の主張は、その通りだと思った。
 さらに、日中首脳とも、それぞれの国家・国民・歴史に敬意を表しながら、共同記者会見の時には心底からの「笑顔」で、臨んで欲しいと思った。
 
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by sasakitosio | 2016-05-05 16:14 | 朝日新聞を読んで | Trackback