憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

押せば引く <改憲と護憲の乱捕り?>

 5月4日付東京新聞朝刊19面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、文芸評論家・斎藤美奈子氏だ。今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「「改憲は必要か」を質問した今年の世論調査の結果が興味深い。
 NHKの調査では「改正する必要はない」が31%(昨年は25%)で「必要がある」の27%(昨年28%)を上回り、例年通り最多の「どちらともいえない」も38%で昨年の43%より減った。
 朝日新聞の調査は「憲法を変える必要はないが55%(昨年は43%)、「変える必要がある」は37%(昨年43%)。
 さらに共同通信社の調査では「安倍晋三首相の下での憲法改正」に「反対」が56.5%、「賛成」が33.4%だった。」と教えてくれる。
 つづけて筆者は、「かっては改憲派が多かったのに、改憲反対論が軒並み増加。安倍政権が改憲の必要性を力説すればするほどうさんくささが倍増し、改憲に意欲を燃やせば燃やすほど国民は警戒する。この結果から見えるのは「押せば引く」の原理である。
 恋愛テクニックなんかだと「そんな場合はいったん引いて、相手の出方を待ちましょう」と教える。政権与党もそのくらいは考えるでしょう。」と指摘した。
 最後に筆者は、「参院選までこの件は封印する(そして勝ったら「国民の理解は得られた」という)。
 首相を黙らせて別の論客をスカウトする(いまごろ人材を物色中?)
 「押せば落ちる」は昔の話。下心が見え見えの相手は嫌われる。危険なにおいのする政権自体が改憲の壁だとしたら、政権ごと取りかえるのが先かもね。」として締めくくった。
 読んで面白かった。
 記事から、NHKの調査、朝日新聞の調査、共同通信社の調査、今年はいずれの調査も改憲反対論が軒並み増加、とのことを初めて知った。
 5月3日の護憲集会の広がりと熱気が反映されているのかもしれない、と思った。
 ただ、護憲派としては、今の憲法の良い所、それを政策か制度化が不十分なところを、積極的にアピールできないものかと、考える。
 筆者の「安倍政権が改憲の必要性を力説すればするほどうさんくささが倍増し、改憲意欲を燃やせば燃やすほど国民は警戒する」との指摘が当たっていることを、祈り、賭けたい。
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by sasakitosio | 2016-05-05 07:01 | 東京新聞を読んで | Trackback