憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

オバマ大統領が来るのなら  <戦争を廃絶して、核廃絶を!!>

  4月29日付朝日新聞社説下に、「社説余滴」という欄がある。筆者は、社会社説担当・加戸靖史氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「どうにも割り切れない。
 来月下旬の主要7か国(G7)首脳会議(伊勢湾サミット)に合わせ、オバマ大統領が広島を訪れるのではとの期待が高まっている。
 核兵器廃絶に強い意欲を示すオバマ大統領の登場以来、朝日新聞は社説で何度も被爆地訪問を求めてきた。今月,広島であったG7外相会合の前後に2回書いた。
 米国の現職大統領が被爆地に立てば画期的だ。停滞する核軍縮の機運をいま一度高める効果は期待できよう。
 ただ、広島で多くの被爆者らの思いに接してきた私には「オバマさん、とにかく来てください」と、素直に書けない気持ちがある。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「広島外相会議を取材し、もやもやはさらに強まった。
 ケリー米国務長官らの来訪で、広島にはかってない厳戒態勢が敷かれた。平和記念資料館は一時休館し、報道陣の取材も許されなかった。
 原爆戦没者慰霊碑周辺の数百メートル四方は市民の立ち入りが禁止された。ケリー氏の発案で外相たちが急きょ原爆ドームへ歩き出すと、大勢の警察官が息を切らして先に走り、観光客を締め出した。
 テロが相次ぐ時代だ。ここまでなら警備上やむを得ないと納得すべきなのだろう。
 私が最も違和感を覚えたのは、ケリー氏が広島に残した次の言葉だ。
 「戦争は最後の手段でなければならない。決して最初の選択であってはならない」。
 ケリー氏は資料館の芳名録にこうつづり、記者会見でも同じ言葉を繰り返した。
 だが、広島は核兵器だけでなく、原爆投下をもたらした戦争をも否定してきた。
 ケリー氏は今回、被爆者らと一度も対話しなかった。
 世界最強の軍事力を持つ国の政治家が戦争を否定できるはずはない。それでも、広島の人々の思いに直接触れる機会がもっとあれば、おのずと言い方は変わったのではないか。」と指摘した。
 最後に筆者は、「私が知る限り、大多数の被爆者は米国に謝罪までは求めていない。だが、つらい体験に根差した「戦争も核兵器もなくして」との願いはますます切実だ。ケリー氏には、そういう被爆地の「今」の思いを知ってもらいたかった。
 オバマ氏が広島を訪れるとすれば、「核兵器のない世界」の理想を語ることになろう。その前にぜひ被爆者の言葉に耳を傾けてほしい。
 被爆地の今に触れ、過去に思いをはせてこそ、未来を語る言葉は重みを増すはずだ。」として締めくくっ
た。
 読んで勉強になった。
 ケリー氏が広島に残した「戦争は最後の手段でなければならない。決して最初の選択であってはならない」との言葉に、筆者は、違和感を覚えたとのこと。
 その理由は、「広島は核兵器だけではなく、原爆投下をもたらした戦争おも否定した」との認識が筆者にあるかららしい。
 筆者の認識に共鳴する者の一人であるが、その上で、戦争に勝利して「現在がある国」の指導者に戦争そのものを否定することを期待することは、無いものねだりではないか。
 ここは、戦争に負け、原爆を2回も投下され、政府が戦争しない憲法を70年も変えないで、先進国の仲間入りをするほどの復興を遂げた「日本国」の指導者しか、人類の持続的平和と繁栄は、戦争放棄しかないと、世界へにアピールできる「人物」は出ないのではないのではないか、と思っている。
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by sasakitosio | 2016-05-01 14:54 | 朝日新聞を読んで | Trackback