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by sasakitosio

エンゲル係数 「食べる」以外の楽しみ売るには <健康?対話?教養?夢・希望?>

4月26日付朝日新聞朝刊7面に、「波聞風問」という欄がある。筆者は、編集委員・多賀谷克彦氏だ。
 今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「「今日の社会では、食べることしか楽しみがなくなってしまった。これは、この国が抱える課題でしょう。」
 13日にあったイオンの決算発表の席上、岡田元也社長の言葉は刺激的だった。岡田氏は、今の消費者心理を説明するのに、昨年来のエンゲル係数の上昇を持ち出した。
 エンゲル係数は、消費支出に占める食料費の割合を示す。食品は他の物品と違って、なかなか支出を抑えることができない。一般に係数が高ければ、家計にゆとりがないとされる。
 総務省がまとめた2月の家計調査(2人以上の世帯)ではエンゲル係数は25.6%だった。1月を除き、昨年5月以来、25%台が続いている。25%は1990年代の水準で、それ以降はデフレの影響もあり、23%前後で推移していた。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「今回の上昇は、次のように説明されることが多い。
 消費増税、給与所得の伸び悩み、食品価格の値上げ、共働き世帯の増加による中食、総菜への支出増・・・・・。いずれも、家計を取り巻く厳しい環境を説明している。一日三食はとる。でも不要不急のものは控えようという心理だ。
 岡田氏はこうも言った。
 「昨年のプレミアム商品券の多くが、ドラッグストアで使われたと聞いている」。
 食品でなくても、生活必需品が購入されたと分析できる。
 家計の厳しさに加え、小売りの側にも問題はないか。
 そういう見方が広がりつつある。こういうときこそ、消費者が好む商品やサービスを提供しなければならない。でも果たして、それができているだろうか。
 戦後、消費者の心をつかんだ画期的な商いが三つある。
 ダイエーを創業した中内功氏の「価格破壊」、小売業に文化と芸術を融合させた堤清二氏のセゾングループ、小売業を社会インフラに変えた鈴木敏文氏のセブン・イレブンだ。だがそれ以降、小売業に大きな変革はない。」と指摘した。
 最後に筆者は、「社会、消費者のニーズのありかは、おおよそ見えている。
 高齢化社会が求めている小売業、サービス業とは、どのようなものだろうか。
 また、、たとえば、共働きの子育て世帯は、何を求めているのだろうか。
 こうしたテーマに対する答えを見つけることが出来れば、社会は大きく変わる可能性がある。いまだに、それがみつからない。
 糸井重里氏が1988年西武百貨店の年間テーマとして世に出したコピーがある。
 「ほしいものが、ほしいわ」。
 当時はものが行き渡り、もはや欲しいものが見当たらないという時代の空気だった。それから28年がすぎ、このコピーが新鮮に思える。
 ものが余っているから、というわけではない。
 問題のありかは分かっていても、それをどう解いていいかがわからない。
 その「もどかしさ」からではないか。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「総務省がまとめた2月の家計調査(2人以上の世帯)では、エンゲル係数は25.6%だった。1月をのぞき、昨年5月以来、25%台が続いている。25%台は1990年代前後の水準で、それ以降はデフレの影響もあり、23%前後で推移していた」とのこと、
 「戦後消費者の心をつかんだ画期的な商いが三つある。ダイエイを創業した中内功氏の「価格破壊」、小売業に文化と芸術を融合させた堤清二氏のセゾングループ、小売業を社会インフラに変えた鈴木敏文氏のセブン・イレブンだ。」とのこと、等を知ることができた。
 高齢化社会、高齢者社会、高齢者多数社会、世界的にも未知の社会だ。時代の流れをプラスエネルギーに変えていく知恵の出しどころかもしれない。
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by sasakitosio | 2016-04-30 08:04 | 朝日新聞を読んで | Trackback