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by sasakitosio

原発はなぜ止まらない  <止める手、止める知恵、止める勇気がほしい!!>

 4月20日付東京新聞社説に、「原発はなぜ止まらない」という見出しで、地震と減災の事が載った。
 今日はこの社説を学習することにした。 
 先ず社説は、「過去にないような地震が起きた。ところが過去の想定に従って、九州電力川内原発は動き続けている。被災者の不安をよそに、責任の所在もあいまいのまま、3.11などなかったように。」と切り出した。
 つづけて社説は、「原子力規制員会の田中俊一委員長は川内原発に「安全上の問題が起きているわけでは無い」という。
 政府もこれを受け「運転を停止する理由はない」と断じている。
 規制委は川内原発の再稼働を認めた審査の中で、今回の地震を起こした布田川・日奈久断層帯による地震の規模はマグニチュード8.1に及ぶと想定したが、原発までの距離が約90キロと遠いため、影響は限定的だと判断した。
 熊本地震はその規模も発生のメカニズムも、過去に類例のない、極めて特異な地震である。
 複数の活断層が関係し、断層帯が離れた地域にも、地震が飛び火しているという。
 通説と異なり、布田川断層帯を離れた地域にも、地震が飛び火しているという。
 通説とは異なり、布田川断層帯は、巨大噴火痕跡である阿蘇のカルデラ内まで伸びていた。
海底に潜む未知の活断層の影響なども指摘され、広域にわたる全体像の再検討が、必要とされている。正体不明なのである。
 未知の大地震が生きたということは、原発再稼働の前提も崩されたということだ。」と指摘した。
 さらに社説は、「新たな規制基準は、3.11の反省の上に立つ。「想定外」に備えろ、という前提があるはずだ。
 未知の地震が発生し、その影響がさらに広域に及ぶ恐れがあるとするならば、少なくともその実態が明らかになり、その上で「問題なし」とされない限り、とても「安全」とは言い難い。
 過去の想定内で判断するということは、3.11の教訓の否定であり、安全神話の時代に立ち戻るということだ。」と指摘した。
 最後に筆者は、「川内原発は1.2号機とも運転開始から30年以上たっており、老朽化も進んでいる。小刻みに動く余震で、複雑な機器がどのようなダメージを受けているのか、いないのか。
 交通網が遮断され、食料の輸送さえ滞る中、十分な避難計画もできていない。
 その上、九電は、重大事故時の指令所になる免震施設の建設を拒んでいる。
 原発ゼロでも市民の暮らしに支障がなのは、実証済みだ。
 それなのに,なぜ原発を止められないの?
 国民の多くが抱く素朴な疑問である。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「新たな規制基準は3.11の反省の上に立つ。「想定外」備えろ、という大前提だあるはずだ。」との指摘、
「 交通網が断ち切られ、食料の輸送さえ滞る中、十分な避難計画もできていない。その上、九電は、重大事故時の司令所になる免震施設の建設を拒んでいる」との指摘、
 「原発ゼロでも市民の暮らしに支障がないのは、実証済だ」の指摘、等等を知っただけでも、なぜ原発は止められないの?疑問が消えない。
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by sasakitosio | 2016-04-25 20:12 | 東京新聞を読んで | Trackback