憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

惨事便乗の政治 <オスプレイ来援?自衛隊ではヘリ不足か?>

 4月24日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「九州中部の地震には心が痛むばかりである。それにしても、安倍政権は何をしているのかと、怒りや疑問がわいてくる。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「安倍晋三首相がすぐに現地に行かなかったことを責めるつもりはない。
 東京での的確な指示を出すのが首相の仕事である。
 しかし、被災者の救援こそ政府の最優先課題であるという決意を明らかにすることは、首相たる者の務めである。
 野党が地震対策に専念してもらいたいとして審議を求めなかったのに、TPP関連法案の審議を行わせ、さらにこの国家会での成立を断念した。首相は何をしたいのか分からない。」と指摘した。
 さらに筆者は、「的外れの発言や判断は他にもある。
 菅義偉官房長官は、発生直後から憲法改正で緊急事態条項を整備することが必要であると述べた。
 中谷元・防衛相は米軍のオスプレイによる支援を受け入れた。自衛隊のヘリコプターがフル活動しており、輸送力が不足しているわけではない。
 オスプレイ来援は、日米軍事協力の緊密化を国民にアピールするための政治的な策略である。」と指摘した。
 最後に筆者は、「巨大な災害に直面すると、国民もメディアも政府の対応を批判することをためらう気分になりやすい。
 安倍政権のやり口は、惨事に便乗し地震を奇貨として、地震対策は全く別の政治的意図を実現させようとしている。惨事便乗の政治は将来自由や民主主義の破壊という惨事をもたらすことになる。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「菅義偉官房長官は、発生直後から憲法改正で緊急事態条項を整備することが必要であると述べた」こと、
 「中谷元・防衛庁長官が米軍のオスプレイによる支援を受け入れた」こと、これらは、「惨事に便乗し地震を奇貨として、地震対策とは全く別の政治的意図を実現させようとしている」との筆者の指摘は、分かりやすかった。
 特に米軍のオスプレイ来援は、自衛隊のヘリコプターでは輸送力に不足が生じていたわけでは無かったことを知って、「オスプレイ」宣伝の政府の意図が働いていたような気がした。
[PR]
トラックバックURL : http://sasakitosi.exblog.jp/tb/23093149
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by sasakitosio | 2016-04-25 06:21 | 東京新聞を読んで | Trackback