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by sasakitosio

熊本連続地震 、<米軍オスプレイ?、エリートパニック !?>

 4月17日付け東京新聞社説に、熊本連続地震の事が載った。今日は、この社説を学習することにした。
 まず社説は、「熊本地震は広範囲の連続地震となってきた。これまでにない事態だ。見通しが立たないときこそ、気象庁や政府機関は幅広く情報を提供してほしい。
 14日夜から続く熊本県の地震。
 16日未明にはマグニチュイード(M)7.3の地震が起き、多数の犠牲者を出した。阿蘇山の近くでも地震が続発し、小噴火もあった。同日朝には大分県にまで広がった。
 繰り返し起きる地震で、被害は広がり、多様になっている。住宅の倒壊に加えて、山間部では大規模な土砂崩れがあった。電気、ガス、水道、鉄道、道路と負ったライフラインの痛みも大きい。16日夕からの大雨も心配だ。」と切り出した。
 つづけて社説は、「被災地を見ると、備えをしていればと思えることもある。
 鉄筋コンクリート五階建ての宇土市役所本庁舎が崩壊寸前だ。4階部分が押しつぶされている。地震が日中だったらと思うとゾッとする。同庁舎は耐震診断で震度6強で倒壊の危険が指摘されていたという。
 連続地震は東にも延びて、ドミノ倒しのようだ。
 震源は中央構造線に沿うように移動している。
 中央構造線は多くの断層からなる大断層系で、西南日本を横断している。断層の中には活断層もあり、地震がよく起きる場所とそうでない場所がある。
 熊本県は中央構造線の西の端だ。大分県から海を渡ると愛媛県の佐多岬半島。
 ここには伊方原発がある。
 四国の中央部を通って紀伊半島、静岡県、長野県へと続き、東の端は関東に達する。
政府の地震調査研究推進本部は、地震活動が活発とされる佐多岬半島から奈良県にかけて、今後30年の地震発生の可能性を調べている。奈良県から和歌山県にかけて「可能性が高いグループ」、四国は「やや高いグループ」となっている。」と教えてくれる。
 さらに社説は、「名古屋大の鷺谷威教授は「地震活動が飛び火して急激に拡大していく事態は、専門家にとっても未経験だ」と話す。
 「これまでの常識が」通じない事態になっているのだ。
 先の見えない連続地震だが、鷺谷教授は[1596年、大分県から四国、近畿にかけて、中央構造線に沿って地震が連続した例も、頭の片隅に置いた方がいい。 また、南海トラフ(地震)などへの影響がないとも言い切れない」と言う。約400年前にも似たような事が起きていた。
 いま求められているのは、こういうアドバイスだ。予知は出来なくとも、専門的な知識を基に「起きそうなこと」を伝えてほしい。
 専門家や政治家が、国民に不安を与えてはいけないと情報を出さなかったことが裏目に出るのは珍しくない。
 福島第一原発事故で、民間事故調の報告者は「国民がパニックに陥らないように」との配慮に従って行政の各階層が情報を伝えない情報操作があった」として「メルトダウン(炉心溶融)」と言った原子力保安院の審議官の更迭やSPEEDI(緊急迅速放射能影響予測ネットワークシステム)の沈黙などを例に挙げて、エリートパニックだったとしている。
 エリートパニックは「災害ユートピア」(レベッカ・ソルニット著)に出てくる造語だ。「「普通の人々」がパニックになるなんて、とんでもない・・・。エリートパニックがユニークなのは、それが一般の人々がパニックになると思って引き起こされている点です」と書かれている。
 原発事故に限った話ではない。
 東日本大震災直後の2011年3月15日深夜、富士山の直下で震度6強の地震があった。発表は「静岡県東部地震」で富士山噴火には触れていない。
 科学部の記者が取材したが、関連を認める火山学者はいなかった。
 噴火を心配したと語り始めたのは、随分、後の事だった。」と教えてくれる。
 最後に社説は、「今月1日11時39分M6.5の三重県南東沖の地震があった。震源はフィリピン海プレートと陸側のプレートの境界。次の南海トラフ地震が始まるかもしれないと考えられている場所である。
 しかも、微小地震が続発している時期だった。
 「肝を冷やした」と話す地震学者もいる。
 実際には何も起きなかった。だが、「南海トラフ地震の発生確率が通常よりも高くなっている」と伝えるべきだったと考える。
 鷺谷教授の言葉にある「(可能性のある事態)を頭の片隅に置く」ことが防災力を高める。逆に言えば、情報の不提供は学者の怠慢ということになる。私たちメディアは出来るだけ多くの情報を提供する義務がある。
 連続地震が一段落したら、ぜひ、すべきことだ。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「1596年大分県から四国、近畿にかけて、中央構造線に沿って地震が連続した例」があったとのこと、
 「エリートパニック」という言葉があること、等を知った。
 実際、福島第一原発事故で、「「メルトダウン(炉心溶融)」と言った原子力保安院の審議官の更迭」、2011年3月15日深夜、富士山の直下で震度6強の地震があり、「その発表は「静岡県東部地震」であって富士山噴火に触れていない」とのこと、
 今月1日午前11時39分、M6.5の三重県沖の地震があり、震源はフィリピン海プレートと陸側の境界であった、この時「「南海トラフ地震の発生確率が通常より高くなっている」と伝えるべきであった」とのこと、等を知ることができた。
 国民としては、政府に地震情報を聴くとき、特に内部で「エリートパニック」を経た情報かもしれないと、用心なければならないのかもしれない。
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by sasakitosio | 2016-04-19 05:55 | 東京新聞を読んで | Trackback