憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

グローバルな公共圏  <税負担もグローバルな心で!>

 4月14日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、法政大教授・竹田茂夫氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「パナマ文書では権力者や富裕層の裏の顔が暴かれたが、この数年、世界的大企業の租税回避の報道が続いている。ロビー活動で税法を自らに有利に書き換える巨大企業ゼネラル・エレクトリック(GE)、各国の税制の相違を利用して資金移動で節税するアップルやグーグル、欧州小国の異例な優遇措置を受ける多くの大企業(ルクセンブルグ文書)、海外会社との合併で高税率の米国から国籍離脱する製薬大手等の報道だ。手法は法と会計の知識を駆使するもので、山一證券やオリンパスの「とばし」(不良債権隠し)が児戯に見えるほど、手が込んでいる。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「しかも表向きは合法だ。
 背景には、利潤を求めて世界中を徘徊する資本と低税率で資本を呼び込みたい各国の思惑がある。
 製造業では世界的な供給網構築が必要だが、IT関連や製薬業では知的財産権を書類上で国境を越えて移動させるだけで大幅な節税が可能だ。
 1%の法人税率の例さえある。」と指摘した。
 最後に筆者は、「内部告発とすぐれた調査報道が国際世論を喚起し、雇用や財政に応分の責任を取ろうとしない大企業に欧米の政権も対応せざるを得ない。事実、オバマ政権は製薬大手の米国脱出を直前で阻止し、欧州連合は約6千社の大企業に税務関連の情報開示を求めた。
 大企業のグローバル化に対応するグローバルな公共圏の萌芽とみるべきか。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「パナマ文書では権力者や富裕層の裏の顔が暴かれた」とのこと、もっともっと暴いてほしいと思った。
 「内部告発と優れた調査報道が国際世論を喚起し、雇用や財政に応分の責任を取ろうとしない大企業に欧米の政権も対応せざるを得ない」とのこと。いいことだ。
 個人も企業も欲張り過ぎが多いような気がする。
 人は、みなが皆、何も持たず、裸で生まれてくる。 
 生まれて後に、自分以外の人々の世話になり、先達が作った制度で、資産や名声を獲得してきている。
 そう思えば、税金を納めるのは当たりまえ、税金を納められるようになったことを社会に感謝しなければならないのに、大儲けをした人が、租税回避地へ逃げ、税負担を逃れようとしているとは!
 正に罰当りというしかない。
[PR]
トラックバックURL : http://sasakitosi.exblog.jp/tb/23067935
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by sasakitosio | 2016-04-15 06:05 | 東京新聞を読んで | Trackback