憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

「とりあえず現状維持」の怖さ <超インフレ誰が止めるのか?>

 4月12日付朝日新聞朝刊7面に、「波聞風聞」という欄がある。筆者は、編集委員・原真人氏だ。
今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「アベノミクスが失速しているという見方が広がってきた。
 政策をさらに強めるか、軌道修正するか。国会でも、安保法制のような大きな争点にすべきだと思うのだが、論戦は盛り上がりに欠ける。
 藤巻健史参院議員は、安倍首相や黒田東彦日本銀行総裁にこの問題を問い続けている。
 外資系銀行で「伝説のデーラー」と呼ばれ、著名な投資家ジョージソロス氏のチームにいたこともある市場のプロだ。その目には、財政出動や日銀の異次元緩和が国民の潜在的負担をとてつもなく膨らませている、と映る。
 藤巻氏がとりわけ重大と見るのは、返済可能な域を大きく超えた1千兆円の政府債務だ。
 もはや増税だけで解決するのは無理。
 調整インフレしかない。
 たとえば、5~7%のインフレが10年続けば、借金の実質負担が半分になる。
 「国民生活にとっては厳しいが、考えられうる最も穏当な着地シナリオ」という。
 だが異次元緩和はその道さえ閉ざししまった。
 日銀が新規国債の2倍もの量の国債を買い続け、事実上の「財政ファイナンス」に乗り出したからだ。
 歴史が教えるそういう金融政策の末路は物価が何十倍、何百倍となる超インフレである。
 異次元緩和の恐ろしさは、たとえ「出口」にたどり着いても、うまく着地できるか分からないことだ。
 日銀が国債の大量購入をやめ、放出も迫られれば価格は急落する。その中でも財務省は日銀以外の国債の買い手を見つけ、予算編成をしなければならない。
 大量の国債を抱える日銀は債務超過に陥ってもなお、金融政策を機能させられるのだろうか。問題は山積みしている。」と指摘した。
 最後に筆者は、「ある仮説が浮かぶ。
異次元緩和では経済の好循環を生み出せなかった。それがはっきりして来たのに、当局は政策をやめようとしない。
 それは当面この状態が最も心地よいからではないかーーー。
 当局者たちが、将来リスクに目をつぶって目先の安定を求め、「とりあえず現状維持で」という気分になっていないとは限らない。
 財務省や日銀の関係者にその疑問をぶつけてみた。
 全員が「一刻も早く出口を迎える方がいいに決まっている」と言って否定した。
 ただ、何人かはこんないい方で付け加えた。
 「一人一人はそう思っている。ただ、組織としては結果的に今の状態が楽だという気分になりかけている」
蓄積するリスクのツケは、いずれ国民に回る。だから、政権や当局にはそんな刹那主義に陥ってもらっては困る。
 とはいえ、少しでも景気が悪くなれば景気対策を求め、大胆な金融緩和を歓迎し、消費増税の延期を喜んできたのも、私たち国民なのだ。
 それがかえって未来を危うくするなら、まず私たち自身が「求めること」をやめなければならない。
 そうでないと、破局シナリオは本当に止められなくなってしまう。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「藤巻氏がとりわけ重大とみるのは、返済可能な域を大きく越えた1千兆円の政府債務だ。もはや増税だけで解決するのは無理。
 「 調整インフレしかない。」との指摘、
 「だが、異次元緩和はその道さえ閉ざしてしまった」と指摘、
 「日銀が新規国債の2倍もの量の国債を毎年買い続け、事実上の「財政ファイナンス」に乗り出したからだ」と指摘、
 「歴史が教えるそういう金融政策の末路は、物価が何十倍、何百倍となる超インフレである」と指摘、
 全ての指摘は理解出来た。
 その上で、もはや、ハイパーインフレは必ず到来する不可避な現実何だろうか?
 確かに、戦争とその後のハイパーインフレが、格差是正につながったようだが。
 しかし、老後の暮らしだし、生きてる間は、平穏な暮らしがしたいものだが?
 
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by sasakitosio | 2016-04-14 06:15 | 朝日新聞を読んで | Trackback