憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

どっこい生きている

 4月12日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「労働運動が低迷し、マスコミで「労働者」は死語扱い。社員、従業員が取って代わり、非正規とハケンとアルバイトだらけの社会になった。
「年刊労働者」と題する雑誌が送られてきた。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「北海道の炭鉱で働き、閉山の後、関東の自動車工場で働いていた畑中康雄さんからだ。その体験を小説にして自費で刊行、もう44冊になる。
 「どっこい生きているというところでしょうか。88歳の挨拶といたします」と書き添えられている。長いことお会いしていなかった。労働者文学も死語化しているが、表題の雑誌は77号出して、ほそぼそとながら続いている。
 明治30年代から田岡嶺雲、横山源之助などのルポルタージュがあり、造船工だった荒畑寒村に続き、労働者出身作家は葉山嘉樹、黒島伝治、徳永直、佐多稲子、平林たい子、昨年他界した佐々木隆三まで多彩である。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「戦後、労働運動の昂揚のなかで、それぞれの大労組に作家集団が組織され、多くの書き手が現われた。ところが労組は弱体化して職場の中に発言の自由はなく、書く自由もなくなった。「労働者文学賞」への応募作品には無権利、長時間のブラック労働の悲惨が多い。
 今回受賞したのは、朝7時から夜10時まで働かされるスーパーのなかで、新人社員が地域のユニオンに参加して闘う話だった。生きるための闘いだ。」として締めくくった。
 読んで、勉強になった。
 労働者出身作家に「田岡嶺雲、横山源之助、荒畑寒村、葉山嘉樹、黒島伝吉、徳川直、佐多稲子、平林たい子、佐々木隆三」等が存在することを教えてもらった。まぎれもなく自分は労働者階級なのに、彼らの名前だけ知っている人は何人かいるが、彼らの書籍を一冊も読んでいなかった。
 本と言えば、山本周五郎の「樅ノ木は残った」の本を手にした時、法律の勉強を中断して「寝ず」に読んだことを思い出す。それから、山本周五郎の小説を片っ端から読んだ。  
 それから、司馬遼太郎の「峠」を読んで、それ以来司馬遼太郎の著作を片っ端から読んできた。いまは、読むものと言えば、「東京新聞」と「朝日新聞」が圧倒的に多い。一日何時間も読み、書き移す(ワードで)。  
 それが、新しい知識の発見になって、その発見が楽しくて3年続いている。為に、囲碁の趣味を中止している。
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by sasakitosio | 2016-04-12 20:27 | 東京新聞を読んで | Trackback