憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

改憲 今の課題なのか 

 4月6日付東京新聞朝刊1面に、「「戦える国」に変質 言わねばならないこと」という欄がある。
 筆者は、作家で法政大教授・中沢けいさんだ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「ヘイトスピーチに反対する活動をしていると、現政権の特異性に気付く。安倍晋三首相も「ヘイトスピーチは極めて残念」と発言するが、ヘイトスピーチを繰り返す排外主義者、歴史修正主義者たちは現政権を支持している。慰安婦に関係する旧日本軍の関与を認めた河野談話を見直そうという安倍首相の考えは、彼らの主張とそっくりで驚く。安倍首相には「今、ここ」という視点が欠落している。日本の歴史の中でもまれに見る繁栄を基礎から支えた憲法を「みっともない憲法」と断じた。戦後がどういう社会だったかという認識がすっぽりと抜けている。平和があって、分厚い中間層が生まれ、安倍さんのような支配層も支えた。自分が生きてきた時代は、そんなにひどいじだいだったのだろうか。」と指摘した。
 さらに筆者は、「いま政治家に急いで取り組んでほしい政策は、原発の事故処理を含むエネルギー政策、少子高齢化社会への対抗、財政再建だ。これらはつながっていて、産業の構造改革が必要になってくる。ところが、安倍政権は特定秘密保護法を成立させ、憲法解釈を変えて集団的自衛権を使えるようにし、こんどは「憲法を変える」と言っている。
 焦眉の急という課題ではない。
 解釈改憲なんてずさんなやり方で日本の土台を揺るがすようなことをされたら、私たちは黙っていられない。そうやって怒っているうちに、私たちが本当に取り組んでほしい政策から目をそらされているような気がする」と指摘した。
 最後に筆者は、「日本は急速に年老いていく国。
 介護人材はどう確保するか、
 国の膨大な借金をどうするのか。重い課題だ。
 遠い国へ若者を出して、他国の戦争に協力なんてできるのか。今、ここにある現実を見てほしい。
 今、ここにある課題の解決を優先してほしい。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 中で、「安倍首相には「今、ここ」という視点が欠落している。日本の歴史の中でもまれに見る繁栄を基礎から支えた憲法を「みっともない憲法」と断じた」とのこと、この憲法発言は天に向かって唾をする言動としか言いようがない。
 また、筆者の「いま政治家に急いで取り組んでほしい政策は原発の事故処理を含むエネルギー政策、少子高齢化社会への対応、財政再建だ。これらがつながって産業の構造転換が必要になってくる」との指摘は、その通りだと思った。
 そして、既存の産業・自民支持層に大きな痛みを伴う「産業構造の転換」に手がつかないのは、筆者指摘の「今、ここに」必要な政策がなおざりにされている証拠だと、思った。
[PR]
トラックバックURL : http://sasakitosi.exblog.jp/tb/23054362
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by sasakitosio | 2016-04-10 06:56 | 東京新聞を読んで | Trackback