憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

ナゴルノ・カラバフ紛争 

 4月8日付東京新聞朝刊27面に、「本音のコラムという欄がある。筆者は、作家で元外務省主任分析官・佐藤優氏だ。今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「新たな国際危機が生じている。2日からアゼルバイジャン共和国のナゴルノ・カラバフ自治州で、アゼルバイジャン軍と、同自治州に駐留するアルメニア軍が戦闘状態に入り、数十人の死者が発生した。
 ソ連時代の1988年に同自治州に居住する多数派のアルメニア人が、アゼルバイジャンから離脱し、アルメニアへの編入を要求したため、内戦になった。この内戦をゴルバチョフ政権が沈静化できなかったことが、ソ連崩壊の一因になった。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「数年の本格的な紛争を経て、1994年に停戦協定が結ばれ、ナゴルノ・カラバフは、アゼルバイジャン領にとどまるが、アルメニアの実効支配下に置かれるようになった。
 ソ連崩壊後、アゼルバイジャンは、米国、トルコ、イスラエルと緊密な関係を持つようになった。
 これに対してアルメニアは、ロシア、イランとの連携を深めた。過去に20年以上、沈静化していたナゴルノ・カラバフの状況を変化させようとアゼルバイジャンが乗り出した背後にトルコの支援があると筆者は見ている。今後、ナゴルノ・カラバフ紛争がトルコとロシアの代理戦争に発展する可能性がある。」と指摘した。
 最後に筆者は、「日本は、アゼルバイジャン、アルメニアの両国と良好な関係を持っており、この地域の民族紛争に関与したことがないので、調停に乗り出すことができる。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「「1988年のソ連時代に内戦になって、1994年停戦協定がむすばれた」ナゴルノ・カラバフ自治州で、アゼルバイジャン軍と、同自治州に駐留するアルメニア軍が、2日から戦闘状態に入り、数十人の死傷者がでた」ことを初めて知った。
 筆者は、「ナゴルノ・カラバフ紛争がトルコとロシアの代理戦争に発展する可能性がある」し、「日本は両国と良好な関係を持っており、この地域の民族紛争に関与したことがないので、調停に乗り出すことができる」と教えてくれる。
 なるほど、こうゆう時に調停に入り和解させ、こういう時に「男」ならぬ「国」を上げることにこそ、日本が世界平和への貢献の一つもできるかもしれない、と思った。
 
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by sasakitosio | 2016-04-10 06:30 | 東京新聞を読んで | Trackback