憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

「選べる」ということは <脱原発も選べる?>

 4月1日付東京新聞社説に、電力自由化の事が載った。
 今日はこの社説に学ぶことにした。
 まず社説は、「電力の自由化とは、私たち消費者にも、家庭で使う電気を選べるようになるということです。新しい仕組みは、まだまだ不十分。ただ、きょうから電気は普通の商品に、二歩も三歩も近づきます。
 どこの電力会社から、どんな電気を買おうかなーー。
 「選べる」ということは、電気もようやく、一応は普通の商品になるということだ。
 誰もが毎日、電気を使って暮らしいている。電気は目に見えないし,においも味も、色もない。お店で並んでいるわけでもない。
 地域を独占する電力会社から、日々送られる電気を消費し、決められた料金を支払ってきただけだった。電気が商品であることの実感は、まだしばらくはわいてこないに違いない。」と切り出した。
 つづけて社説は、「しかし、自分自身で電気を選んでみることで、これまで見えなかったもの、見てこなかったものなどが、少しずつ見えるようになるはずだ。
 たとえばスーパーで食材を選ぶとき、私たち消費者はまず料金を比べる。安心安全に敏感な人ならば、消費期限を見極め、添加物や原産地を確かめるはずである。
 電気も同じ、10電力の寡占状態、地域独占の枠が払われ、競争が始まれば、サービスや電源などの種類も増えていく。使用済み核燃料の処分など、隠されたコストも明らかになってくる。
 電源を選べるということは、電気の原材料や原産地も選べるということだ。
 たとえば原発の電気はいやだ。風力や太陽光、地熱など再生可能エネルギーだけでつくられた電気がほしいという意思表示ができるようになる。」と教えてくれた。
 最後に社説は、「今のところ、電源の表示は欧州連合(EU)などのように義務付けられておらず、本紙の調査によれば、電力小売りの名乗りを上げた約260事業者のうち、調達する電力の電源構成を公表しているのは、約3割にとどまっている。
 だが、食材などの表示も、消費者が商品に関心を持ち、知識を養い、安全安心の視点から行政や売り手に要望を積み重ねたことにより、義務化が進んできたではなかったか。電気も同じ。
 商品を選ぶということは、商品に対する監視を強め、要望の声を上げる、ということだ。
 電気という商品を磨き上げ、使いこなすのも、再生可能エネルギーの普及に結びつけるのも、結局は、それを選ぶ人なのだ。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「電源を選べるということは、電気の材料や原産地も選べるということだ。たとえば原発の電気はいやだ。風力や太陽光、地熱など再生可能エネルギーだけで造られた電気がほしいという意思表示ができるようになる」のこと。
 「電気という商品を磨き上げ、使いこなすのも、再生エネルギーの普及に結びつけるのも、結局は、選ぶ人なのだ」とのこと。
 これからが、脱原発、クリーンエネルギーの普及推進に向けて、政治では主権者、経済では消費者の意思がものを言うことになる。いいことだ。経済における民主主義だ!
 そして、少数の権力者たちは抱き込めても、圧倒的多数の主権者・消費者は、抱き込みも、だましも利かないし、できまい。自分も、電源をじっくり調べて東電からゆっくり乗り換えることにしている。
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by sasakitosio | 2016-04-06 06:36 | 東京新聞を読んで | Trackback