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by sasakitosio

悪魔の選択  <感性もモラルも崩壊!>

 3月29日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、ルポライター・鎌田慧氏だ。今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「チェルノブイリ事故から30年、福島から5年。「さよなら原発-世界から」講演会を27日、東京で開催した。
 ベラルーシからきたジャンナ・フィロメンコさんが「事故のあと春や夏が嫌いになった」という。
晴れると子どもたちが外にでて、木や草に触れる。すると病気になる。
 雪や雨が降っている季節の方が安心だ。
 チェルノブイリから40キロ離れた地域に住んでいた。事故から5年経って、首都ミンスク郊外に移住した。長男は高熱のあと知的障がいが残り、夫は心臓発作で亡くなった。
 これは一人の女性の物語だが、スリーマイル島、チェリノブイリ、フクシマと米ソ日の原発犠牲者を重ね合わせて想像してみる。
 何十万人もの人たちが故郷を追われ、身体的精神的被害を受けた集積がある。それでもまだやめようとしない。まるで悪魔の選択だ。」と指摘した。
 つづけて筆者は、「米ソ冷戦時代の原爆実験は、この地球上に膨大な汚染と死者をつくり出した。
 原爆は大国の「抑止力」の虚勢だった。
 原発は効率と利潤のためである。
 再稼働するか、廃炉にするか、会社の利益が判断の基準だ。もうけは命より重いのか。」と指摘した。
 最後に筆者は、「原発は安全、安価、安定の宣伝はウソだった。最近は「エネルギー安保」といいはじめた。会社の利益の為なら犠牲もやむを得ない。国益のためならしょうがない。
 この感性とモラルの崩壊はすでに戦争。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「原爆は大国の「抑止力」の虚勢だった」との指摘、
 「原発は安全、安価、安定の宣伝はウソだった」との指摘、なるほどと思った。
 「会社の利益の為なら犠牲もやむを得ない」と、再稼働を進める電力会社、政府は、筆者の指摘のように「感性とモラル」崩壊を起こしている、そうとしか言いようがないと思った。
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by sasakitosio | 2016-03-31 06:14 | 東京新聞を読んで | Trackback