憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

「トランプ大統領」日本の困り者に?<でも決めるのはアメリカの有権者だ!>

3月20日付東京新聞朝刊28面に、「ニュースの追跡」という欄がある。
筆者は、鈴木伸幸氏だ。
 今日は、この筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「泡沫候補だったはずの不動産王ドナルド・トランプ氏(69)が、米大統領選では共和党の候補にとなる可能性が高まっている。その毒舌のトランプ氏は、やたらと日本をやり玉に挙げている。
 11月の選挙で勝利し、もし、大統領になったら、日米関係にどう影響するのかーー。
 大統領戦序盤の記者とのやりとりで、トランプ氏は「私の選対事務所はここある」と自分の頭を指した。
 大統領選に臨むには大掛かりな選対事務所を設け、戦うためのブレインを選ぶ。ところが、その常識が通用しない。
 世界有数の資産家で選挙資金は自前で賄う。外交政策も自前のようで、対日政策でもこれまでの積み重ねを無視した、受け狙いとみられるフレーズを吐く。
 いわく、
 「米国は日本を守るが、日本は米国を守らない。日米安保は不公平」
 「在日米軍の経費をもっと負担しろ」
 「為替操作で日本はもうけている」。
 トランプ氏がホワイトハウス入りしたら、どうなるのか。ワシントンで取材経験が豊富なジャーナリスト河内孝氏は「かって対ソ連強行派のレーガン大統領時代、核戦争がまことしやかにいわれた。だが、行政府に入ると、議会対策もあって思い通りにはならない。
まだ気にする必要はない」と話す。」と教えてくれる。
 つづけて筆者は、「「大統領選は米国では4年に一度のお祭り、トランプ氏は日本だけではなく中国やメキシコに対しても、むちゃくちゃ言って盛り上げている。だが、怖いのはそれが受けている現実。国民に不満、ストレスが相当溜まっている」
 米国もグローバル化による影響を受けている。
 工場は人件費の安い海外に流出し、国内には輸入品があふれる。ネットや金融の革命による格差拡大で、中間層から転落するひとが少なくない。8年前は若者世代がオバマ大統領の「Change(変革)」に期待した。
 そしていま、トランプ氏を支えるのが、製造業の衰退で辛酸をなめたブルーカラーの白人たちだ。
 プリンストン大学の研究によると、米国では1999年からの15年間に、学歴が高卒以下の中年白人の死亡率が急増した。死因は薬物乱用やアルコール性肝疾患、自殺などだ。
 リストラの嵐に巻き込まれ、数少ない職場も低賃金で働く不法移民に奪われたとする中年白人たちがトランプ氏支持層と重なる。
 米国市場に詳しい越智道雄・明治大名誉教授は「トランプ人気に一番困っているのが共和党主流派。
 対策を練ってはいるが、候補に残って民主党候補との舌戦となれば、勝かもしれない。
 日本だけでなく、世界の困り者となる可能性もある」と指摘する。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「民主党候補も、さらなるグローバル化につながる環太平洋連携協定〔TPP〕に反対意見や「日本の為替操作」について言いだしている。
 既に、トランプ人気が対日政策に影を落としているといえるだろう。
 「トランプ氏の演説にはやたらろ「I(私)」という単語が登場する。典型的な自己愛が強いナルシスト。
 大統領になれば対日交渉でも受け狙いで、強硬姿勢に出るかもしれない。
 すぐに何かが動きはしないだろうが、あちらこちらでいろんな騒ぎが起きそうだ」と越智氏。
 「ただ日本を「安保タダ乗り論」で攻めれば、憲法改正の追い風になる。安倍晋三首相はよろこんでいるかもしれない」と付け加えた。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 トランプ氏は「「米国は日本を守るが、日本は米国を守らない。日米安保は不公平」「在日米軍の経費をもっと負担しろ」「為替操作で日本はもうけている」」と、言っているとのこと、
 ジャーナリスト・河内孝は「行政府に入ると、議会対策もあって思い通りにはならない。まだ気にする必要はない」・「怖いのは、それが受けている現実。国民に不満、ストレスが相当溜まっている」と指摘していること、
 「米国もグローバル化による影響を受けている。工場は人件費の安い海外に流出し、国内には輸入品があふれる。ネットや金融革命による格差拡大で、中間層から転落する少なくない」とのこと、
 「リストラの嵐に巻き込まれ、数少ない職場も低賃金で働く不法移民に奪われたとする中年白人たちがトランプ支持層と重なる」とのこと、等等を知ることができた。
 アメリカの大統領を決めるのは、アメリカの有権者だが、誰がなっても、アメリカでの格差拡大の社会状況の現実に変わりはないはずだし、世界中で格差の拡大が進んでも縮小する兆しは見えてこない。
 しかし、その中で、しばらくはアメリカが世界の政治経済で、リーダーシップを発揮するしかないと思うのだが。アメリカ大統領選の論戦を今まで見た限り、アメリカのエスタブリシュメントに、世界のリーダーとしての自覚が、自分的には見いだせないのが残念だ。
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by sasakitosio | 2016-03-21 16:29 | 東京新聞を読んで | Trackback