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by sasakitosio

復讐心から出馬決断 <矛先は米エスタブリッシュメントだけにしてーー>

 3月18日付東京新聞朝刊9面に、「2016米大統領選 解剖トランプ旋風<上>」という欄がある。
 筆者は、ワシントン・青木睦氏だ。
 今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「「私がここにいるのを、冗談だと思っている人は多いだろう」
 ワシントン郊外で2015年2月開かれた保守派団体の年次総会。 登壇したトランプ氏(69)は演説をこう切り出した。
 年次総会には例年、共和党の有力者が顔をそろえる。特に2015年は大統領選を翌年に控え、出馬が予想された面々が売り込みに力を入れた。過去の大統領選に色気を見せたことのあるトランプ氏もその一人だったが、本人が言うように大方は「冗談」と受け止めた。
 トランプ氏は「米国は無能な大統領をもったものだ」とオバマ大統領をこきおろす一方、「政治家は口先だけ、幸い私は政治家ではない。ビズイネスで大成功をおさめた男だ。」と臆面もなく事故PRを展開。
 「私なら国を立て直せる」と自信たっぷり語った。
 トランプ氏が正式に出馬表明したのはその約3か月後だった。」と教えてくれる。
 つづけて筆者は、「なぜトランプ氏は大統領になりたいのか。ある出来事が出馬の引き金になったという見方がある。
 トランプ氏は「オバマ氏は父親と同じケニア生まれだ。米国生まれではない」と、出生地疑惑を言い立てたことがある。これに対しオバマ氏はハワイ州発行の出生証明書を突きつけ、トランプ氏はすっかり面目を失った。
 その騒動が収まった11年4月、各界の著名人が集まった夕食会で、オバマ氏はこの一件をあてこすって、出席していたトランプ氏をからかった。
 オバマ氏が「この際だから私の未公開の出生ビデをお見せしよう」というと、ディズニ―映画の「ライオン・キング」がスクリーンに映し出された。
 オバマ氏はさらに「トランプ氏はこの次は、アポロ11号の月面着陸は捏造だったとか、UFOは実在すると言い出すかもしれない」と冗談を飛ばした。
 出席者の笑いの渦が何度もトランプ氏を襲った。さらし者にされたトランプ氏は、すさまじい形相でオバマ氏をにらみつけた。
 公衆の面前で受けた屈辱を晴らすことが出馬の動機ではないかーーーー。
 トランプ氏のただならぬ様子を目撃した人々の中には、そう感じている人がいる。
 実際、この出来事を境にトランプ氏は政治活動を活発化させたという指摘もある。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「人々の怒りや憎悪をあおり、恐怖に付け込むトランプ氏。「醜い米国人」の象徴ともいわれる人物の原動力は、どす黒い復讐心なのかもしれない。
 トランプ氏が選挙スローガンに掲げる「米国を再び偉大に」を商標登録したのは、前回12年11月の大統領選の直後。トランプ氏は満を持して天下取りに乗り出した。」と締めくくった。
 読んで、そうかもと思った。
 人が動き出すきっかけは、いろいろある。
 が、「出席者の笑いの渦が何度もトランプ氏を襲った。さらし者にされたトランプ氏は、すさまじい形相でオバマ氏をにらみつけた」との記事を見て、そしてその時トランプ氏が席をけって出ていかないでその場所に居続けたとすればなおさら、並の人間では想像もつかない「反発のエネルギー」が蓄積されたことは間違いなさそうだ。
 ただ、その矛先が、どこに向かっているので、アメリカ大統領という「とてつない強力なパワー」をトランプ氏が身に付けた時には、「向かわれた先に」想定外の事件がおきるかもしれない。そんな心配をしている。
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by sasakitosio | 2016-03-21 10:51 | 東京新聞を読んで | Trackback