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by sasakitosio

感情と政治 <強い日本のリーダーはトランプ氏に強い人?>

 3月20日付東京新聞朝刊29面に、「本音のコラム」という欄がある。筆者は、法政大教授・山口二郎氏だ。
 今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「共和党側のアメリカ大統領候補にドナルド・トランプ氏が着々と近づいている。この間の彼の言動を聞いていると、差別や偏見をむき出しにし、うそ八百を並べている点で、他国の指導者とはいえ、日本にとっても有害ではないかと心配になる。」と切り出した。
 つづけて筆者は、「民主主義の建前に照らして彼を危険だと批判しても、支持者は悪びれるところは無い。いまの閉塞状況を打破するためにはこれくらいはっきりものを言うリーダーが必要なのだと反発されるのが落ちである。これは日本にも当てはまるはまる話である。
 人間には感情が付き物であり、民主政治において庶民感情を否定することはできない。それを差別や憎悪という破壊的方向へでなく、正義感や他者への共感という建設的な方向に導くことがリーダーの任務である。 実際、アメリカでも民主党側では、サンダース上院議員が庶民感情をウォールストリートの強欲を抑止し、福祉国家を建設する議論に向けている。」と教えてくれる。
 最後に筆者は、「日本の野党に必要なのは、「そんなのおかしい」という素朴な感情を原発事故の真相究明と責任追及や、企業収益蓄積の半面で広がる貧困問題に向けるための言葉を打ち出すことである。
 いままでの野党は行儀が良すぎた。
 「保育園落ちた」という女性の怒りに呼応する感性を持つ政治家が、新党の全面に立つべきである。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「人間には感情が付き物であり、民主政治において庶民感情を否定することはできない。
 それを差別や憎悪という破壊的な方向ではなく、正義感や他者への共感という建設的な方向に導くことがリーダーの任務である。」との指摘、
 「日本の野党に必要なのは、「そんなのおかしい」という素朴な感情を、原発事故の真相究明と責任追及や、企業収益蓄積の半面で広がる貧困問題にむけるための言葉を打ち出すことである。」との指摘、等は納得できた。そして、筆者の期待するリーダーが日本から生まれることを、期待したい。願わくば、近づく参院選に間に合うタイミングで。
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by sasakitosio | 2016-03-20 16:29 | 東京新聞を読んで | Trackback