憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

時限爆弾抱えるヒラリー <米大統領候補選び>

 3月13日付東京新聞朝刊社説横に、「太郎の国際通信」という欄がある。筆者は、ジャーナリスト・木村太郎氏だ。今日はこの筆者に学ぶことにした。
 まず筆者は、「米大統領候補者選びは、15日(現地時間)にフロリダ州などの予備選挙が行われる「ミニ・スーパーチューズデー」でもう一つのヤマ場を迎えるが、引き続き共和党ではドナルド・トランプ候補、民主党ではヒラリー・クリントン候補がリードを保っている。」と切り出した。
 続けて筆者は、「特にヒラリーさんは党員の投票にとらわれない「スーパー代議員」のおおくの支持を取り付けて極めて優位に立っていると考えられているが、そのヒラリーさんにとって「時限爆弾」のような危険がある。
 ヒラリーさんが国務長官時代に私的な電子メールで公務に関わる通信を行った「メールゲート」疑惑のことだ。
 この疑惑に対してヒラリーさん側は「不注意だったが機密は漏れなかった」と釈明していた。
 しかし、国務省や連邦捜査局(FBI)が捜査を進めると、メールの中には4-5通の「最高機密」、22通の「極秘」扱いの内容が含まれていることがわかった。
 米国の国家機密は奇密度の高い順に「最高機密」「極秘」「秘密」「部外秘」に分かれているが、上位二つの機密文書については閣僚などに閲覧の権限はあるもののコピーして保存することは許されていない。
 しかし、ヒラリーさんとその補佐官たちはホワイトハウスからクーリエ(運送係)が届けた「最高機密」や「極秘」扱いの文書をコピーし、それを私的なメールに添付してやりとりしていたことが分かった。
 その際、文書に記された「最高機密」や「極秘」という文字を削除してコピーしていたので機密の取り扱いに違反していることを承知していたものと受け止められている。
 FBIは、ヒラリーさんの私的メールの構築に関わった国務省係官から訴追免除と引き換えに詳しい証言を得ているとワシントンポスト紙が伝えた。
 そこでヒラリーさんが国家機密を漏えいした罪で刑事責任を追及される可能性が出てきたわけで、大手のマスコミでは共和党寄りのFOXニュースが解説者のナポリターノ弁護士の「ヒラリーさんは起訴されるだろう」との見方を先月末の番組で伝えた。
 FBIが起訴の方針を決めても、司法長官が大統領の意向を受けて「指揮権発動」で止めることもあり得るが、そうなれば議会の権限でヒラリーさん訴追の動きも出てくると予想される。」と指摘した。
 最後に筆者は、「いずれにせよ、この「時限爆弾」が爆発すれば、ヒラリーさんは大統領候補ではいられなくなる。それが7月の党大会前なら対抗馬のサンダース候補が選ばれることになり、党大会でヒラリーさんが候補指名を受けた後になると、民主党は急きょ代わりの候補者を探さなければならなくなって、米国の大統領選史上前代未聞の混乱になる。」として締めくくった。
 読んで勉強になった。
 「そのヒラリーさんにとって「時限爆弾」のような危険がある。ヒラリーさんが国務長官時代に私的なメールで公務に関わる通信を行った「メールゲート」疑惑のことだ。」とのこと、
 「FBIは、ヒラリーさんの私的メールの構築に関わった国務省係官から訴追免除と引き換えに詳しい証言を得ているとワシントン・ポスト紙が伝えた。」とのこと、
 「大手マスコミでは共和党寄りのFOXニュースが解説者のナポリターノ弁護士の「ヒラリーさんは起訴されるだろう」との見方を先月末の番組で伝えた。」とのこと、
 「いずれにせよ、この「時限爆弾」が爆発すれば、ヒラリーさんは大統領候補ではいられなくなると考えられる。」とのこと、等等を知って、驚いた。
 トランプ氏もヒラリー氏もサンダース氏も、同世代の大統領候補争い。
 そのニュースでは、候補者の元気に感心し、アメリカ社会を覗き見る楽しみを感じていたが、なにか残念な気がしている。
 混乱を避けて、ヒラリーさんが撤退したら、大統領候補争いのニュースに、花が消えて、興ざめになるような気がした。
[PR]
トラックバックURL : http://sasakitosi.exblog.jp/tb/22975741
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by sasakitosio | 2016-03-14 06:46 | 東京新聞を読んで | Trackback