憲法の良いとこ発見しませんか?


by sasakitosio

声なき声が叫んでいる  フクシマで考える<上>

 2月26日付東京新聞社説に、「フクシマで考える <上>」が載った。今日はこの社説を学習することにした。
 まず社説は、「ふるさとに帰る人を待つように、花が揺れていた。
 福島第一原発事故がもたらした放射能汚染で住民の避難が続く福島県南相馬市小高区。国が今春にも非難指示を解除しようとしている。2月半ば、JR常磐線の小高駅では工事の音が響いていた。住宅の解体や改修、復興公営住宅の建設、除染・・・。住民帰還に先立ち、理髪店や食品雑貨店など数県が営業しているが、どのぐらいの人が戻って来るのだろう。
 市の調査では約千人。震災前の1割。高齢者が多い。駅前の放射線量は持参した測定器では0.1マイクロシーベルトと東京都内に比べてやや高めにとどまるが、線量の高い周囲の山などは除染できないことを知っているからだ。」と教えてくれる。
 つづけて社説は、「街に戻る人は何を思っているのか。駅前で「双葉屋旅館」を再開する小林岳紀さん(67)は「若い人の働く場がない。年寄りは最後の死に場所を求めて帰ってきても、10年後は限界集落になるだろうね」。それでも妻の友子さん(63)は町に花を植える。少しでも明るくしたい一心で。戻った住民が再び集まる交流の場をつくろうとしている女性は言う。「みんながホッとできる場を提供したい。ただ・・・若い人や子供は心配ですよね」。一人の人間の中に引き裂かれた思いが同居する。多くは声を上げられず思いをしまい込んでいる。」と教えてくれる。
 最後に社説は、「東京五輪開催を目指す政府は2017年3月までに、原発周辺の帰還困難区域を除く全区域を避難解除する方針だ。
 だが、解除の目安の被ばく線量を年間最大620ミリシーベルトまで緩和するなど、政策は被災者本位になっていない。
 小高駅など県内各地のモニタリングポストが「線量が下がった」ことなどを理由に作動を止められている。=写真。「誰のための情報か。状況を正しく知りたいんだ」と小林さんは憤る。住民は目隠しされることを望んでいない。
 小さな声として押しつぶしてはならない。」として締めくくった。
 読んで、あらためて、福島の原発事故の苛酷さを知らされた。津波だけなら、地震だけなら、原発事故がなければ、阪神大震災の時のように、復興はもっともっと早く進んだろうに、といまも思っている。
 「駅前で「双葉旅館」を再開する小林岳紀さん(67)は「若い人の働く場がない。年寄りは最後の死に場所を求めて帰ってきても、10年後は限界集落になるだろうね」」と言っているとのこと、
 「東京五輪開催を目指す政府は2017年3月までに、原発周辺の機関困難地域を除く全地域を避難解除にする方針だ、だが、解除目安の被ばく線量を年間最大620ミリシーベルトまで緩和するなど、政策は被災者本位になっていない」とのこと、等を知った。
 あらためて原発事故は二度と繰り返してはいけない、そのためには脱原発を急がなければならないと思った。
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by sasakitosio | 2016-03-05 14:54 | 東京新聞を読んで | Trackback